イナエ羊のブログ

スガシカオ　５ｔｈ［Ｓｕｇａｒｌｅｓｓ］

ついにシカオちゃんの五枚目アルバムにたどりつきました。
実は以前の日記に地味に好きだと書いてます（笑）
それでは「Ｓｕｇａｒｌｅｓｓ」を語ります。

０１．マーメイド
かなり昔に流行った本で「ピーターパン症候群」がありました。
簡単に言えばお子様気分のまま大人になった人を心理学的に語った本です。
それをふと思い出させてくれます。誰だって若いままでいたいです。
年を重ねるにしても三十代後半までがいいなぁ。
正直な私の気持ちです（笑）この曲聴くとちょっと私は不愉快です。

０２．ユビキリ
いつも「この曲って怪談？」と聞くたびに思ってしまいます。
「夏の水の中から　とうとう君は上がることはなく…
（中略）君は忘れないんだろ？許せないよね　だから何度もふりかえった」
もしも君が上がってこないの意味が違くても怪談です。すごく後ろめたいことがあったんだね。

０３．夜空ノムコウ
当たり前ですが大好きです。ＳＭＡＰへ詞だけ提供した曲ですね。
「あの頃の未来に　ぼくらは立っているのかなぁ…
　全てが思うほど　うまくはいかないみたいだ　　」
そうなんですよね。いまここに立ってる自分はいつかの自分が見た未来なんですよ！そして思うよりはうまくいかない未来なんです。
この一節が妙にリアルで好きです。そして結びがいいじゃありませんか。
「このままどこまでも　日々は続いていくのかなぁ…
　雲のない星空が　マドのむこうにつづいてる

　あれからぼくたちは　何かを信じてこれたかなぁ…
　夜空のむこうには　もう明日が待っている」　
誰もが共感する歌詞だと思うんですけど？ぼんやり一度は思う事じゃないかなぁ…。

０４．ぬれた靴
このアルバムはほとんどシングルのカップリング曲ですよね。確かこの曲は「ＡＦＦＡＩＲ」のカップリング曲でした。この歌の情景って一度はどっかで味わった場面です。
式の帰り道としか語られてませんが私は勝手にこの式を葬式と解釈しました。結婚式でも通る内容ではありますよね。
特に「昨日の夜も　去年の今頃も　似たような話をしていたかも…」のところでいつも聞き入ってるか一緒に歌ってますね。すごく情景が浮かぶんですよこの歌詞って。
０５．夏祭り
うーん、同じタイトルでジッタリンジンはすげーハイテンポの歌歌ってましたね。こうも作り手によって歌詞とか曲調が変わるものなんですね。
スローでなつかしい感じの歌詞がぼよーんとした頭になじみます（笑）

０６．ココニイルコト
これはＳＭＡＰに提供した曲なんですよね。
なるほど、すごくシカオちゃんらしくない始まりです。
「Ｗｏｏ　Ｄａｒｌｉｎ’」
「え？」と一瞬耳を疑います。なるほどＳＭＡＰ用だね。

０７．バクダン・ジュース（original）
これは「ＦＡＭＩＬＹ」で語ってます。

０８．ひとりぼっち
ちょっとブルーになるのであまり好きじゃないです。最後の炸裂する感じはちょっと好き。

０９．うきぶくろをもって
これも実は苦手な曲調です。詞も怖い。

１０．これから　むかえにいくよ
もうシカオ節炸裂って感じでしょうか？
「関係ないって言ったくせに　友達だって言ってたくせに
部屋に行ったっていないから　朝まで待っていたんだけど」
こういうメール書いたらアウトでしょうね。なのに歌詞にしちゃったシカオちゃんをとにかく尊敬します。
こういう人間の裏を抉るような歌詞をあの曲に乗せるセンスも好きです！

１１．８月のセレナーデ
大好きです！（笑）特にこの歌のＰＶが最高ですよ！
二人の女性が百人一首をやってます。読み手のおじいさんがいて
シカオちゃんは時計係をやってます。
「もしも君と友達になっていたら　
　知ったふうな顔で助言してくれたなら
　ぼくは涼しい顔で
　利用するだけして　ゴミ箱に捨ててしまう」
何か目が覚めるようなフレーズですよね。これが彼女に対してする事か？彼女が友達になった途端にここまで酷い奴になるのか？
でもフォローはしてます。でもね、酷いことが８割とするとフォローは２割くらいかな？まあ、妄想ネタですけどね（笑）妄想でも酷いなぁ。

１２．Ｒｏｏｍ２０１
うわぁ、シカオちゃんソングでは初かも！記憶にないんです！
ちなみにこのコメント書いてるときにはＣＤのブックレット見ながらです。
ＣＤはかけてません。初めてです。タイトル見ただけで曲がまったく浮かばなかったのは・・・。

１３．坂の途中
この曲の裏テーマが気になってます。
すごく分かりやすいらしいんですが
私はまだ本当にはわかりません。
単純に猫をかまわないで休まずに坂を上る歌では無いらしいんですよね。
なんとなくアレかなぁ。
とは思うんですがどれがどの暗喩なのかわかりません。


地味に好きなだけあってまったく記憶にない曲が出る始末でした（笑）
このアルバムはシングルのＢ面曲なんですよね。なんとなく地味に渋く炸裂してる曲が多いですね。