2005/12/18(日)04:48
等価交換。の巻
こんにちわ。
鋼の肉体を持つ男・つっちんです。
唐突ですが、『鋼の錬金術師』という漫画をご存知でしょうか?
人気の漫画なのでご存知の方も多いと思います。
僕も好きで漫画は集めています。
こんな始まりです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
話は母親を失った10歳ほどのエルリックという兄弟が
母親を錬金術で人体錬成(この場合は死んだ人間を蘇らせる)
しようとする。
しかし、人体錬成は自然に反した禁忌だった。
代償として兄は右足を、弟は体の全てを失ってしまう。
兄が自分の腕を犠牲にして、
弟の魂を鎧に付着させる。
そうして、自分たちの体を取り戻す旅が始まる。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
これがこの漫画の始まりです。
さらっと書きましたが、かなりグロイですね。
TVアニメも放送されて観ていたのですが、
最後の方は観られなかったので、レンタルして観ました。
物語の中心である錬金術。
その基本は『等価交換』。
質量保存の法則と自然の摂理にのっとった術。
つまりは無から有からは作り出すことはできない。
壊れた機械も部品が欠けていれば修復できないということ。
逆に言えば、材料さえあれば家も一瞬で建てられる。
といったもの。
『等価交換』
錬金術の話は置いておいても
現実として存在する概念ではないのかな?
例えば、
何かを購入するためにお金を払う。
努力すれば、そのぶん報われる。
何かを得るためにはそれ相当の代価が必要である。
この世は等価交換。
ギブandテイクの世界である。
果たしてそうなのだろうか?
無償の愛はある。
ギブandテイクの世界を超えるものもある。
上手く言葉では説明できないが、『等価交換』より上の世界はある。
つまりはギブandギブの世界。
僕はそれに出会えました。
師や門下から感じました。
だから、そう思える。
しかし、知りたくても知らない人
出会いたくても出会えない人は沢山いる。
自分は知ることができた、ただそこで止まってはいけない。
知った責任がある。
自分が今学んでいるのはそれを伝えるためである。
全ては上から下へ流れていく。
師を含み、伝えていく。
まだまだ道の途中。
PS 漫画は月刊誌のためアニメの進みが漫画の方をこえたため、
終盤から最後にかけてはアニメ製作スタッフのオリジナルです。
僕個人としては『どやさ?』といった感じでした。