社寺の設計が得意な設計事務所

[本堂耐震補強] カテゴリの記事

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  横浜市の高野山真言宗　天徳寺で本堂耐震改修工事、鉄骨の桔木を松の丸太に交換

  神奈川県横浜市の高野山真言宗　天徳寺で本堂の耐震改修工事が進んでいます。改修前、本堂の軒先を支える桔木が鉄骨製でした。「これから長く使うことを考えると、松の丸太に変えた方がいいと思いますが・・・」「是非、そうしてください」と住職。そこで、茅負と裏甲の上に切裏甲を追加して、軒先に懐空間を作ることにしました。既設の鉄骨桔木の撤去が終わりました。次は大工さんたちが、松の丸太を一本一本、小屋裏に差し込んでいきます。「梁が邪魔をして差し込めないところがあります。どうすればいいですか？」川島と小屋裏に潜り込み・・・大工、現場監督と方法を検討しました。耐震改修工事では、現場で検討すべきことが頻繁に発生します。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Apr 8, 2024

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  名古屋市の有名企業から弘法堂の耐震診断のご相談「建て替えを社長と相談します」

  名古屋市に本社を構える有名企業から、弘法堂耐震診断のご相談を受けました。床面積は6坪程度、造りも簡素なお堂です。「会長の両親が造られたお堂なので、残したいとは思いますが・・・耐震補強する価値はありますか」は管財部長。「建物の価値は人によって違いますので、何とも言えませんが・・・耐震補強しても、長くはもたないでしょうね」「実は、腐っている材や建具の修繕を見積もってもらったら、結構な額になってしまって」「今でも使っているんですか」「一年に何度か、行事に使います。もし建て替えるなら、工事費はどのくらいでしょうか」おおよその工事費をお伝えしました。「その程度なら・・・一度、社長と相談します」△2022年に耐震改修工事が完成した善應寺圓通堂【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP35​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Mar 26, 2024

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  神奈川県の高野山真言宗　天徳寺で本堂の耐震改修工事、棟梁の描いた原寸図を修正

  神奈川県の高野山真言宗　天徳寺で本堂耐震改修工事が進んでいます。本堂の屋根は、伝統的な入母屋造りの瓦葺きですが・・・小屋裏を調査してみると、軒先を支える桔木（はねぎ）に鉄骨が使われていました。「これから長く使っていくことを思うと、木の丸太に変えた方がいいですよね」住職も同意されたので、瓦の葺き替えと同時に、桔木も取り替えることになりました。そうすると軒先の懐が必要になるので、裏甲の上に切裏甲を追加することにしました。「裏甲も相当悪くなっているので、この際取り替えましょう」ということで・・・茅負の上に新しい裏甲と切裏甲を重ねます。「軒の反りを描いたので修正お願いします」棟梁から原寸図が届きました。耐震改修と言っても本堂の場合は、新築同様の作業が必要になることが度々です。工事期間に余裕がなくなっているので・・・早速修正を加え、棟梁に送り返しました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Feb 22, 2024

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  神奈川県の高野山真言宗　天徳寺の本堂を伝統構法で耐震改修工事中！

  神奈川県の高野山真言宗　天徳寺で本堂の耐震改修工事が進んでいます。工事は石川県能美市の松浦建設(株)にお願いしています。全国的に土壁造りの伝統的な本堂が激減しています。新築の本堂で、土壁造りは皆無に等しい状態ですが・・・首都圏では、もともと土壁でも、増改築の折に木摺りモルタル塗りに変えられている本堂をよく見かけます。残念なことです。天徳寺本堂は幸いにして、土壁が状態よく残っていたので、伝統構法による耐震改修を進めています。写真をご覧ください。壁際の土壁が削り取られて、小舞下地が見えています。これは、傾いた柱を強制する「建て起こし」をしやすくするためです。もちろん、建て起こしが終わったら、隙間は土壁で埋めます。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Feb 9, 2024

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  岐阜県の浄土宗系寺院から本堂の耐震診断の依頼を受け、早速、現況調査

  岐阜県の浄土宗系寺院から本堂の​耐震診断​を依頼されました。「知り合いの住職から、菅野企画設計に依頼して、本堂の耐震補強工事を行ったことを聞きました。工事費がとても安くてびっくりしました。うちもお願いします」「工事費は、現況調査と耐震診断をしてみないとわかりません」「もちろんそうですよね。先ずは、耐震診断をお願いします」と住職。早速、前嶋、中村、大江、浅井の4人がお寺へ伺い、調査開始！間取りの調査に続き、柱の傾き、床の不陸を実測し・・・屋根の構造、床下の構造、不具合のある土壁や腐ったり蟻害にあっている木材の確認、横架材の仕口の緩みの確認など、4人で手分けして、丁寧に作業を進めました。そして、その調査結果をもとに、構造計算。計算は、土壁の粘りや木のめり込みを耐震力に活かす「限界耐力計算法」を採用しました。その結果をもとに、工事費の概算を算出。いよいよ耐震診断報告書の提出、おおよその工事費を住職に伝える段になりました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Jan 15, 2024

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  神奈川県の日蓮宗寺院で、本堂の耐震診断の結果と新築マスタープランを役員に説明

  神奈川県の日蓮宗寺院に川島と伺い・・・8名の役員の皆様に、本堂の耐震診断の結果と新築のマスタープランを説明しました。今年の5月、弊社スタッフ4名がお寺に伺い、現況調査。それに基づき耐震診断を行なったところ・・・「耐震補強工事は、新築するより高額な工事金額が必要」の結果に。現況調査で記録した写真や計算結果をスクリーンに映しながら説明すると、いろいろな質問が出たものの・・・「ここまで詳しく調べて、耐震補強は無理だと言われたら、どうしようもないよなあ」苦笑いの役員の皆様。次に、新築のマスタープランを説明しました。間取り、外観模型、堂内のイメージ図、仕上げ表そして概算工事金額・・・すると、「工事のスケジュールは？」とても前向きな雰囲気で、説明会は終了しました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Dec 19, 2023

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  横浜市の高野山真言宗　天徳寺で本堂耐震改修工事、現在は床を水平にする作業中

  横浜市の高野山真言宗　天徳寺で、本堂耐震改修工事が進んでいます。工事は石川県能美市の松浦建設（株）にお願いしています。現在は屋根瓦を撤去し終わり、本堂の床を水平にしたところです。「何日も職人さんが来ないので、心配していたんですよ」と住職。「実は、床を水平に直しても、しばらく放置しておくと狂うんです。だから、何度も水平に直して・・・もう大丈夫だと思います」と現場監督。「そういうことですか。どんどん作業を進めるわけにはいかないんですね。納得しました」柱の下を見ると・・・35ミリ程度、柱が束石から浮いていて、隙間に板が差し込んであります。これだけ、床が傾いていたということです。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Dec 18, 2023

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  「本当に66万円でいいんですか！？」岐阜県のお寺から本堂の耐震診断。早速、調査開始！！

  岐阜県のお寺から本堂の耐震診断の依頼を受けました。「先ず、スタッフ4名がお寺に伺い、現況を調査します。床下や小屋裏にも入って、普段見えないところに欠陥がないかを調べます。構造と耐震要素を調査します。本堂を実測して、間取りと断面を把握します。柱の倒れ、床の不陸を調査します。その結果に基づいて構造計算を行い・・・耐震強度を判断します。おおまかな補強案を考えて、工事費の概算を出します」過去の耐震診断報告書をiPadでお見せしながら、説明しました。「こんなにすごい報告書を作ってくれて、本当に66万円でいいんですか！？」と住職。「耐震補強の設計を依頼していただければ、66万円は設計料に充当します」早速、前嶋、大江、中村、浅井がお寺に伺い、調査開始！！【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Dec 1, 2023

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  お伝えする本堂耐震改修工事費の目安は、決して口から出まかせではありません

  神奈川県の日蓮宗寺院から、本堂の耐震改修工事について相談を受けました。「知り合いの建設会社に見積もりをお願いしたら・・・1億円を超える工事金額を提示されたんです」本堂は間口6.5間×5間です。屋根瓦は葺き替える必要がありますが・・・軒のあばれは確認できません。柱の根元を見てみましたが腐りはなさそうです。「詳しく調べなければ正確には言えませんが・・・1億円なんて！必要ありません」△耐震診断をするための現況調査その後、耐震診断。その結果をもとに耐震改修工事の設計、そして概算を出しましたが・・・当初、住職にお伝えした金額におおよそ納まりました。先日、東京のお寺に呼ばれ、小振りな大師堂の耐震改修工事の相談を受けました。建物を見せてもらい、工事金額の目安を住職にお伝えすると・・・「口から出まかせを言っているんです。住職、信用してはいけません」一級建築士の高齢な総代の言葉に耳を疑いました。決して、口から出まかせではありません（笑）【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Nov 21, 2023

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  神奈川県横浜市の高野山真言宗　天徳寺で本堂耐震改修、先ずは基壇の改修

  神奈川県横浜市の高野山真言宗　天徳寺で本堂耐震改修工事が始まりました。工事は、石川県能美市の松浦建設(株)にお願いします。現本堂は今から60年前、旧本堂の基壇を利用して建てられました。しかし、旧本堂より間口が小さいうえに、枯れ葉が多い境内なので軒樋がなく、軒先から基壇の上に雨が落ちていました。そこで、改修工事では、基壇を軒先より内側に造り直します。また、向拝の屋根にも雨樋がなかったので、軒下の階段の石も、かなり痛みが進んでいました。そこで、一部に軒樋を設け、階段を造り直します。川島と現場に赴き、基壇と階段の配筋検査を行いました。屋根の上では、瓦を撤去する準備が始まっています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Oct 12, 2023

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  神奈川県の日蓮宗寺院で本堂耐震改修の設計中、天井画を残すなら仮屋根が必要？

  神奈川県の日蓮宗寺院で、本堂耐震改修工事の設計を進めています。御宝前と内陣の格天井には天井画が張られています。先日、関東事務所の川島が大工さんと一緒に天井裏に上り、現状を調査しました。「天井画は松板に描かれていましたが・・・板がかなりもろくなっていて、四周を留めている釘を抜こうとすると割れてしまいます」「じゃあ、天井画をはずして工事をすることができないんだね」と住職。「はい、瓦の葺き替えは、仮屋根をかけて作業しなくてはいけません」「あの天井画はそんなに価値があるものなのかなあ。格天井を造り変えるのなら、仮屋根は必要ないんでしょ？状態のいい天井画だけ残して、お寺に展示するのもいいかもしれない。悩ましいなあ。どちらにするのかは、工事費の概算が出てから決めましょう」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Sep 20, 2023

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  東京都のお寺からお堂の改修のご相談「先ずは現況調査と耐震診断を」

  東京都内のお寺から、お堂の改修の相談を受けました。間口2.5間×奥行5間の小振りな建物です。「来月総代会を開きますので、できれば参加して、お話を聞かせてください。他に2，3社呼ぶかもしれません。お話を聞いてみて、改修工事の金額を決めようと思います」と住職。「それはまずいと思います。総代会の前に、​現況調査と耐震診断​をする必要があります。総代の皆様も今の状況を知りたいでしょうし・・・私たちも工事費がつかめません」耐震診断のパンフレットをお見せしました。「お堂は一般的な本堂より小さいですが、同じ66万円なんですか？」「はい。その代わり、将来、耐震改修の設計料の一部に充当させていただきますし・・・例え他の業者が設計することになっても、役に立ちます。決して無駄にはなりません」「わかりました。早速、総代に電話で相談してみます」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Sep 7, 2023

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  愛知県一宮市の真宗大谷派　即得寺で客殿耐震改修、水平面の耐震補強も重要です

  愛知県一宮市の真宗大谷派　即得寺で客殿の耐震改修工事が進んでいます。工事は(株)澤崎建設一宮支店にお願いしています。客殿は築76年の木造平屋建て。入母屋造り瓦葺きの堂々たる外観で、床面積は約245㎡です。現場では現在、5名の大工が腕を振るっています。天井が撤去され・・・歴史を経た柱やくねくね曲がった丸太が露出しています。新築と同じくらいの工事費をかけてでも、歴史ある建物を残し、現代に再生させる！こういう仕事は遣り甲斐を感じますし、技術力の高い職人の仕事振りを見るのは本当に楽しい。見上げると小屋梁を固定するように床が造られています。これは、地震力を耐力壁に伝えるために必要な水平方向の補強です。伝統構法の耐震補強では、何故かおろそかにされがちですが・・・とても重要な補強です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Jul 12, 2023

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  神奈川県で築250年の本堂の耐震診断、結果は「補強は現実的ではありません」

  神奈川県のお寺から、築250年を経た本堂の耐震改修について相談を受けました。「10年計画で考えています」と若い副住職。しかし、本堂を見せてもらうと・・・「10年なんて悠長なことは言っていられないですよ！」耐震診断を依頼され、関東事務所のスタッフたちが現況調査に伺いました。△小屋裏の調査風景。埃だらけになって、詳しく正確に調査します。そして、調査に基づいた耐震診断を行い、報告書をまとめました。「建物が大きく傾いています。壁も土壁ではなく、粘りのないモルタル塗りです。腐ったり蟻害で空洞になっている柱や折れている梁が散見されます。残念ですが・・・耐震補強は現実的ではありません」「やっぱりねえ。覚悟はしていました。うちのような本堂は多いんですか？」「いえ、そんなにありません」「先日の役員会で、新築になるかもしれないと話してみたら、皆さん前向きだったので・・・頑張ろうと思います」​早速、本堂新築の​マスタープラン​を依頼されました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Jun 20, 2023

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  愛知県の曹洞宗　天寧寺で本堂の耐震改修工事、格子壁と屋根の軽量化

  愛知県の曹洞宗　天寧寺で​本堂耐震改修工事​が進んでいます。工事は愛知県の（株）澤崎建設一宮支店にお願いしています。本堂の壁は、小舞下地の土壁塗りだったので・・・耐震改修は、土壁や木組みの粘りを活かす「限界耐力計算法」に基づいて行いました。正面の壁に、格子壁を嵌めこみました。格子壁は、桧の角材を格子状に組んであります。地震時は、この壁と土壁が変形しながら揺れに耐えます。屋根の上では瓦を葺き替えています。土葺きをビス止めに変えて屋根を軽量化することで、耐震力を向上させるとともに・・・ずれ落ちる危険をなくします。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  May 18, 2023

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• 神奈川県の日蓮宗寺院からご相談、インスタを見て、いつかはと思っていました

  神奈川県の日蓮宗寺院から境内整備のご相談を受け・・・関東事務所の川島とお寺を訪ねました。「本堂は築250年くらいだと聞いているんですが・・・耐震補強できるのでしょうか？」と副住職。早速、本堂の中を見せてもらいました。「柱はケヤキです。250年も経っているようには見えませんね」しかし・・・ぐるり外壁を見て回ると、柱は風化してささくれ立ち、壁が浮いて剥がれそうなところが随所に見受けられます。「先ほど10年計画でとおっしゃいましたが、そんな悠長なことを言っている場合じゃないですよ」至急、​耐震診断​を実行することになりました。「ところで、どうして弊社にお声をかけてくださったのですか」と副住職に質問すると「菅野さんのインスタを見ているんですが・・・デザインが他を圧倒して、いつかは必ずお願いしようと思っていたんです」とのこと。ありがたいことです。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Apr 20, 2023

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  大阪府の浄土真宗寺院、築200年の本堂の耐震診断報告会に予想以上の参加者が！

  大阪府の浄土真宗寺院から本堂の耐震診断を依頼されました。本堂は築200年以上で、入母屋造り本瓦葺きの堂々たる木造伽藍です。瓦の葺き替えを機に、耐震性の高い本堂に改修したいというのが住職と総代のお考えです。耐震診断の結果は「震度6強以上の地震で倒壊する恐れがある」そこで、寄付のお願いを兼ねて、現況調査と耐震診断の報告会が開催されました。同行した中村とスクリーン、プロジェクターをセッチングしていると・・・会場の本堂はいつの間にか満席に。約40分をかけて、現況と耐震診断の結果を丁寧に説明すると・・・ほぼ全員の方が、頷きながら熱心に耳を傾けてくれました。「門徒の皆様がこんなにもお寺に関心を寄せてくださっているなんて！」驚きの住職。「絶望的な気持ちになった時もありましたが・・・これなら、何とかなるかもしれませんね」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264－9160

  Apr 3, 2023

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  大阪府の真宗寺院から本堂の耐震工事のご相談、先ずは耐震診断を依頼されました

  大阪府の浄土真宗寺院からご連絡をいただき、東松と伺いました。「先日、建設会社の方が突然お寺を訪ねてきて・・・本堂の耐震工事をしたらどうか？というんです。でも、突然訪ねてきた方にお願いしますというわけにはいかないしねえ」と奥様。「総代さんからも、そろそろ耐震補強したほうがいいのでは？と言われているものですから、ネットで色々調べて・・・菅野さんのブログとホームページに出会ったんです」そして・・・「ここなら信用できると思いました。​耐震診断​をしっかりやってくれるし、檀家の皆様にもその結果を丁寧に説明してくださるようだし」△小屋裏調査の様子本堂を見せてもらいました。「耐震診断を依頼していただければ・・・先ずは、スタッフ4名で本堂の構造や傷みを詳細に調査します。その結果を見ないとはっきりしたことは言えませんが・・・土壁がしっかり残っているし、柱には桧とケヤキが使われているし、軒は暴れていない。耐震補強は可能だと思います。いい建物だから、是非、残したいですね」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Oct 5, 2022

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  岐阜県美濃市の曹洞宗　善應寺で坐禅堂復元、手間を惜しまぬ工事に感謝！！

  岐阜県美濃市の曹洞宗　善應寺で坐禅堂復元工事がほぼ完成。前嶋、中村とお寺を訪ねました。工事は岐阜県郡上市の澤崎建設（株）にお願いしました。ご相談を受けた時、この伽藍は倉庫として使われていましたが・・・坐禅堂、観音堂、保育園の施設と用途を変えながら歴史を重ねてきたことがわかりました。「貴重な遺構なので、坐禅堂に復元してください」は住職。ただ、伽藍は北西隅に向けて大きく沈下し、構造材の多くが老朽化していました。そこで、自然石積みの基壇の不陸調整から始め・・・礎石をジャッキアップしながら土台を水平に戻し・・・柱の建て起こし、根継ぎ、部材の交換、土壁塗りと作業を進めてもらいました。また、瓦は葺き替えたものの、鬼瓦はできるだけ再利用、宝形の棟瓦は同じデザインで復元など手間を惜しまない作業が続きました。完成した坐禅堂の出来に、住職も満足してくださっている様子。「ありがとうございました」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Aug 25, 2022

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  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺で本堂・書院耐震改修工事の完成検査

  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺の本堂・書院耐震改修工事がほぼ完成！お客様と一緒に完成検査を行いました。工事は石川県能美市の松浦建設株式会社にお願いしました。完成検査には横浜事務所の川島と松浦建設の工事監督、電気・給排水・空調設備工事の各担当者が参加しました。住職に補強個所を見てもらいながら、川島が詳しく説明しました。本堂は間取りと外観をできるだけ変えない補強に務めました。また、内陣は仏具やご荘厳を傷めないように、外壁側から補強しました。「構造計算書はJASCA関西でチャックしてもらいました。また、工事の前後で常時微動測定を実施し、その結果を岐阜県立森林アカデミーで分析してもらいます」本堂の耐震補強の一つ「格子壁」を露出させました。見栄えを考慮して、節のない桧材を使用！いい感じに仕上がりました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jul 4, 2022

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  岐阜県美濃市の曹洞宗　善應寺で坐禅堂の復元工事が順調に進んでいます

  岐阜県美濃市の曹洞宗　善應寺の圓通堂を耐震改修します。観世音菩薩は圓通大士とも呼ばれるので、圓通堂とは観音堂のことです。しかし・・・この伽藍はもともと坐禅堂として建てられたのではないか？お寺には、それを示唆する資料もあるそうです。「坐禅堂の遺構なら大変貴重なので、是非復元したいと思います」は住職。調査と設計を同時に進め・・・岐阜県郡上市に本社を構える澤崎建設株式会社に工事をお願いすることになりました。基壇の石積みを丁寧に補修し、柱を建て起こし、接合部を補強し・・・伝統的な小舞下地に荒壁を塗り、鬼瓦もできるだけ再利用しました。それにしても岐阜県には、石工、大工、左官、えつり、指物、瓦葺きなどなど、伝統建築の技術者がしっかり残っていて、幸せです。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jun 13, 2022

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  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺の本堂耐震改修工事が終盤に入りました

  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺で本堂耐震補強工事が進んでいます。工事はいよいよ終盤に入ってきました。本堂の外壁はラスモルタル塗りだったので、全て除去。代わりに、土壁同等の耐震強度を持つ荒壁パネルを張り込みました。写真を見てください。柱の倒れを矯正する建て起こしのワイヤーが斜めに張られています。小屋裏の梁や桁のジョイント部分も補強し、水平構面を固めるために火打ち梁も施工しました。また、屋根瓦も乾式で葺き替え、軽量化を図りました。いよいよ今月の中旬には、9cm角の桧材を格子状に組んだパネルが現場に運び込まれ・・・補強工事の最終章に入ります。現場では現在、東京在住の左官職人が漆喰を塗っています。伝統建築はまだまだ東京都内でも健在です！！【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jun 3, 2022

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  神奈川県の高野山真言宗寺院の木造本堂を耐震診断、結果報告と補強案を説明

  神奈川県の高野山真言宗寺院から本堂の耐震診断を依頼されました。本堂は昭和39年に建てられた木造で、裳階付き二層屋根、母屋は入母屋造りの瓦葺き。床面積は約145㎡（44坪）です。3月3日にスタッフ4名がお寺へ伺い現況調査を行い・・・約1か月をかけて耐震診断報告書をまとめました。川島を同行し、お寺を訪ねました。「本堂は伝統構法で造られています。荒壁塗りもしっかり残っているので、柔構造で診断しました。母屋の周りに裳階が回っていて、外壁は土壁ですが・・・水平構面の剛性が低いので、耐震壁とはみなせません」「裳階！？初めて聞きました」住職に、用語の解説をしながら耐震診断の結果を報告。続いて、耐震補強の指針をお伝えしました。「本堂の中に新たな壁を設けなくてもいいんですか！それは助かるなあ」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Apr 6, 2022

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  神奈川県のお寺から本堂の耐震診断の依頼、スタッフ4名と現況調査へ

  神奈川県のお寺から、木造本堂の耐震診断を依頼されました。「知り合いの住職が、相談するところがないと困っていらっしゃいましたよ」昨年、耐震補強工事が完成した横浜市の遍照寺様からご紹介を受けました。早速、スタッフ4名と現況調査に伺いました。本堂の小屋裏は、夏は猛暑、冬は極寒の環境なので、現況調査は避けるようにしています。3月とはいえ、まだまだ寒い日が続いているので、調査当日の天候を心配しておりましたが・・・幸運にもぽかぽか陽気に恵まれ、ホッ！朝からお寺に伺い、前嶋と川島が小屋裏に上ったり床下に潜って構造のチェック。植松と長岡が間取りや柱の倒れ、床の不陸を実測しました。私は早々に現場を後にしましたが・・・4名は夕方まで調査を続けました。この調査結果をもとに約1か月をかけて耐震診断報告書を作成し・・・補強工事の指針と概算工事費をまとめます。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Mar 4, 2022

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• 東京都の真宗大谷派　諦聴寺で本堂・書院の耐震改修、左官職人が荒壁塗り真っ最中！

  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺で本堂及び書院の耐震改修工事が進んでいます。本堂は瓦を下ろし始めたところ。書院は耐震改修工事の真っ最中です。耐震補強は、伝統構法の土壁や木軸の粘りを耐震に活かす「限界耐力計算」に基づき設計しました。ただ、土壁に関しては・・・○小舞の施工ができる職人が激減している○工事期間を短縮できる二つの理由で既製品の荒壁パネルを使う現場が増えています。とはいえ・・・小舞下地が残っていたり、不整形な壁にはできるだけ土壁を塗ってもらいます。この現場にも、土に藁を入れ練っている左官職人が・・・聞けば、東京在住だとか。多くの職人たちに支えられて、現場は今日も進んでいます。感謝！！【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Feb 9, 2022

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  本堂の耐震補強工事は先ず、耐震診断。そして計算根拠に基づいた補強の設計を

  「本堂の屋根を瓦から銅板やチタン葺きに変えると、地震に強くなるんですよね。それで、建設会社に相談してみたんですよ」すると・・・無料で小屋裏や床下を見て、柱の倒れも調査してくれたそうです。「もう直ぐ、工事費の見積りを出してくれると思います」と住職。「耐震診断はしないんですか？」「・・・」「先ず耐震診断を行って工事費の概算をつかみ、次に構造計算に基づいた耐震補強の設計。建設会社に見積もりを依頼するのは、その後にするべきだと思いますよ」△小屋裏の調査風景実は、計算根拠のない耐震補強が横行しています。耐震補強工事は建築確認申請を出す必要がないので、補強方法は設計や工事をする人の判断に委ねられてしまいます。そして、補強の根拠となる計算はもちろん、工事内容も記録に残されない。これでは、後を引き継ぐ人が本当に困ります。本堂のように貴重で特殊な建物は、適切な構造計算に基づいた耐震補強を是非行ってほしい。実は、その方が工事費を安く抑えることができる場合が多いんですよ。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jan 14, 2022

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  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺の本堂・書院耐震改修、解体してびっくり！も解決

  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺の本堂・書院の耐震改修工事が進んでいます。工事監理は横浜事務所の川島に担当させていますが・・・本社の前嶋には、時々現場を訪ね、アドバイスをするように指示しています。そして、この日は私も・・・別物件の打ち合わせを終え、現場で川島、前嶋と合流しました。「菅野さん、相談に乗ってください！」と川島。早速、現場会議が始まりました。工事監督や大工も会話に加わります。改修工事では、解体してびっくり！が頻繁に生じます。しかし、臭いものに蓋は絶対に禁物。知恵を出し合って、ひとつひとつ解決していきます。時には工事費の追加も生じますが・・・コストパフォーマンスが高く、将来も安心できる方法をお客様に提案しなくてはいけません。それも設計士の大切な役割だと考えています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Dec 20, 2021

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  愛知県の曹洞宗寺院から本堂の耐震診断の依頼、今年最後の調査に臨む

  愛知県の曹洞宗寺院から木造本堂の耐震診断を依頼されました。早速、日程を調整。前嶋、福田、大江、中村の調査チームを同行し、お寺へ伺いました。寒い風が吹き出したので、今年の現況調査はこれで最後です。もし依頼を受けたとしても、本堂の小屋裏は想像以上に寒いので・・・来年の春まで延期させてもらいます。悪しからず。早速、調査開始！先ず、大江が間取りをスケッチし、お寺でコピーしてもらいました。その図面を手に、前嶋と中村が小屋裏と床下の構造調査。福田と大江が柱の倒れや床の沈み、建物の断面関係の実測を開始しました。写真は調査に臨む中村の雄姿です。調査を重ねるたびに装備が充実し、今ではこんないで立ちで小屋裏や床下調査を行っています。老齢の私はここで退却。次は、彼らがまとめた調査結果と耐震診断報告書をチェックする役を務めます。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Dec 10, 2021

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  本堂の耐震診断に伴う現況調査は12月中に。１月と2月の小屋裏は極寒なので無理です

  愛知県の曹洞宗寺院から相談を受け、お寺に伺いました。「本堂の大間が狭いし・・・外陣も、もう少し広くしたいんですよ。内陣を開山堂のほうにずらして、外陣を広げることはできませんか」と副住職。「それは、本堂の構造を調べなければ、お答えできません」「本堂の瓦が老朽化しているので葺き替えたいんです。この機会に耐震補強もやるべきですよね」「長い年月の間に柱が傾いていますし、接合部も緩んでいます。瓦を葺き替えるときに耐震補強をしないと、きっと後悔しますよ。耐震診断を依頼していただければ・・・本堂の構造調査ができますから、さきほどのご相談にもお答えできますし」「そういうことですよね」△本堂小屋裏の構造調査「ただ、耐震診断に必要な現況調査は12月中にやらせてくださいね。本堂の小屋裏は想像以上に寒いので、１月と2月はお断りしています」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Nov 30, 2021

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  東京都渋谷区の諦聴寺、超高層ビルに囲まれて木造本堂の耐震補強工事

  東京都渋谷区の真宗大谷派　諦聴寺で本堂・書院の耐震改修工事が始まりました。最初にお寺に伺ったとき、こんな都心に木造本堂が！と驚いたものです。境内は防火地域に指定されているので、今ではもう木造の建物を造ることができません。「大切に補修しながら残したいと思っています」は住職。ただ、大手建設会社に現況調査の費用を聞くと、驚くほどの金額を提示されたそうです。そんな折、菅野企画設計のことを知り、声をかけていただきました。現況調査、耐震診断、耐震補強の設計、工事費の見積り、建設会社の決定とスムーズに進み・・・現場へ職人たちが乗り込んできました。「どこから来ているんですか？」屋根の上で瓦屋さんに声をかけました。「埼玉県です。瓦葺きの仕事がめっきり減っているから、助かります」「伝統構法の職人たちの仕事を生み出していくことも、わが社の大切な役割なのかあ」最近思うようになりました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Nov 12, 2021

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  岐阜県美濃市の曹洞宗　善應寺で坐禅堂耐震及び復元工事が始まりました

  岐阜県美濃市の曹洞宗　善應寺で坐禅堂耐震及び復元工事が始まりました。工事は、競争見積もりの結果、岐阜県郡上市に本社を構える　澤崎建設（株）にお願いします。坐禅堂は床面積が約85㎡（26坪）の小振りな建物で、近年は観音堂として使われてきました。しかし、「もともとは坐禅堂だったのではないか？もしそうなら貴重な遺構なので、元の姿に戻して残したいと思います」と住職。そこで、お寺に残る資料を調べ、現況調査を行ったところ、かつては坐禅堂であったことがほぼ確定。いよいよ工事が始まりました。瓦を下ろし、天井を除去し、建物をジャッキアップしたところで、前嶋と中村を伴い現場を訪ねました。外周部の土台は蟻害にあっていて、全て取り換えが必要です。「この桁もひどい状態だなあ。どこまでシロアリにやられているのか？足場をかけて、間近に見ながら修復方法を判断する必要があるね」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Nov 5, 2021

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  埼玉県の寺院から、築600年の木造本堂の耐震診断を依頼されました

  埼玉県のお寺から本堂の耐震についてご相談を受け・・・早速、横浜事務所の川島と伺いました。本堂は木造で、間口が8.5間あります。「一番古い内陣部分は築600年と聞いていますが・・・その後、増築を重ねてきました」「築600年とはすごいですねえ」本堂を見せてもらいました。「東日本大震災の時には、このあたりでも大きく揺れましてねえ・・・柱が傾いたので、建具との隙間を大工さんに埋めてもらったんですよ」「これは相当傾きましたねえ」内陣の柱は欅ですが・・・そのほかは杉が使われています。また、今は瓦葺きですが以前は藁葺きだったとのこと。床下の通風が悪く、蟻害も目につきます。「小屋裏に上ったり床下に潜ったして、詳しく調査しなければはっきりしたことは言えませんが・・・こういう本堂は、耐震補強ができないケースが多いんですよ」「そうですか。でも、現況を知らないと今後のことが考えられないから、耐震診断をお願いします」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Sep 21, 2021

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  横浜市の真言宗豊山派　遍照寺の本堂耐震改修工事が完成

  横浜市の真言宗豊山派　遍照寺で進めていた本堂耐震改修工事が完成しました。工事は石川県の松浦建設（株）にお願いしました。伊藤とお寺に伺い、完成検査を行いました。外観や内観をできるだけ変えないように配慮した耐震補強なので、漆喰を塗り直しただけにも見えますが・・・土壁を補修したり新設したり、格子壁を入れたり・・・耐震補強は万全です。また、傾いていた柱を建て起こしたので、建具の開け閉めもスムーズになりました。工事の様子は随時住職に説明し、確認してもらいました。「格子壁に、寄付者ひとりひとりのお名前を書き込みましたので、何だか檀家の皆様に支えられているような気がします」と住職。これといった手直しの指摘事項もなかったので・・・「長い間、お世話になりました」お礼を言って、お寺を後にしました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Sep 6, 2021

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  東京都内の木造本堂を耐震補強、気品のある本堂を是非後世に残したい

  最近、東京都内のお寺からご相談を受けることが多くなりました。「こんなところに木造本堂！？」驚くことも度々です。そして・・・「境内が防火地域に指定されてしまったので、この本堂を壊すと二度と木造は実現しません。改修しながら大切に守っていきたいと思います」と住職は口を揃えます。「この本堂を建てたのは？」「戦後、小島建設に建ててもらったと聞いています」小島建設は三重県に本社を構える寺社建築の老舗。戦後しばらく、関東でも相当な実績を積んだようです。ちなみに弊社も、岐阜市の臨済宗　瑞龍寺の本堂耐震改修工事をお願いしたことがあります。現在耐震改修工事の設計を進めているお寺もそのひとつ。是非、後世に残したい！気品を感じる本堂です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Aug 17, 2021

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  愛知県岡崎市の曹洞宗　龍渓院の本堂耐震改修工事が完了、頼もしい造り手に感謝！

  愛知県岡崎市の曹洞宗　龍渓院の本堂耐震改修工事が終わり・・・住職、総代2名立ち会いの下、完了検査を行いました。工事は競争見積もりの結果、滋賀県甲賀市の片岡工務店（株）にお願いしました。検査には片岡工務店の専務と現場監督、そして前嶋、大江、中村が参加しました。龍渓院本堂は床面積が約408㎡（123坪）の大伽藍で、市の調査により、1655年に建てられたことがわかっています。「設計を菅野さんにお願いして本当に良かったと思います」と総代。「正直言うと、本堂の傷みがあまりに激しいので、本当に耐震補強できるのか？心配だったんです。でも、皆さんの熱意にお尻を叩かれて（笑）。完成してほっとしています」「棟梁にも恵まれたよね。もちろん建設会社にも」片岡工務店は、滋賀県長岡市の​明楽寺本堂耐震改修工事​に続き、いい仕事をしてくれました。頼もしい造り手に支えられていることに感謝！！【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  May 27, 2021

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  東京都内のお寺から木造本堂の耐震診断依頼「本当に55万円なんですか？！」

  東京都内のお寺からお問い合わせをいただき、早速訪ねました。「こんなところに木造の本堂が！！！」境内は高層ビルに囲まれています。大玄関、書院も木造！座敷に通されると・・・竹の庭が爽やかです。「この辺りは防火地域に指定されてしまったので、木造の本堂は新築できないんですよ。せっかくの木造本堂なので、大切に残していきたいと思っています」は住職。同行した川島と要所をチェックしました。柱は質のいい桧ですし、基壇の上に建てられているので、柱脚の状況も良好です。堂内も手の込んだ造作が施され、外陣まで小組格天井です。「この本堂は是非残したいですねえ」「先日送ってもらったパンフレットに、本堂の現況調査と耐震診断が55万円と書いてありましたが・・・」「ここなら、横浜事務所から1時間以内なので55万円です」「そんなに安く！？実は、書院と離れも調査してほしいんですが・・・」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Apr 13, 2021

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  岡崎市の曹洞宗　龍溪院の築350年の本堂耐震改修、ジャッキアップ工事開始

  愛知県岡崎市の曹洞宗　龍溪院で、築350年の本堂を耐震改修します。「ジャッキアップが始まったので、見てください」前嶋から依頼を受け、現場に足を運びました。工事は、見積り合わせの結果、滋賀県甲賀市の片岡工務店(株)にお願いしています。現場では、ジャッキアップを担当する(株)伊田屋の職人たちが作業を進め・・・その傍らで、総代、現場監督、工務店の常務が話し合っていました。「どうしたんですか」「柱の足元をカットしたら、心が腐っていて・・・」は工事監督。「いっそ取り替えたほうがいいんじゃないの。無理なら、床下を全てカットするとか」は建築に詳しい総代。この方は稀に見る篤信家でもあります。「この柱は装飾なんですよ。荷重が加わる柱ではありませんので、できるだけ残したほうがいいと思いますよ」「樹脂で固めたらどうですか」は工務店の常務。歴史を重ねた本堂の耐震改修工事では、予期せぬことが頻繁に生じますが・・・貴重な文化財を後世に残すため、ひとつひとつの問題に対して、丁寧で根拠のある改修に努める必要があります。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Sep 25, 2020

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  岡崎市の曹洞宗　龍溪院の本堂耐震改修工事、現場打ち合せの後スタッフにレクチャー

  愛知県岡崎市の曹洞宗　龍溪院の本堂耐震改修工事が始まりました。工事は見積り合わせの結果、滋賀県甲賀市の(株)片岡工務店にお願いします。現在現場は、雑壁や床板そして建具が外された状態です。柱が大きく傾いているので、建て起こしをする必要がありますが・・・「瓦を葺き直して間もないので、瓦を載せたままお願いします」そう言いながらも「そんなことができるのかなあと心配していたんですよ。菅野さんは何とかなるでしょうと言ってくれたけど・・・本当に建設会社が請負ってくれて、ホッとしました」は住職と総代。本堂は築350年以上と言われています。「沈下している柱がありますし、足元を切った柱もありますし・・・レベルを出すのがなかなか難しい建物ですね」は現場監督とジャッキアップを担当してくれる業者。現場での打ち合わせはとても充実したものになりました。打合せの後、リーダーの前嶋がチームのメンバー植松、大江、鈴木にレクチャー。菅野企画設計は、伝統建築の設計士を育てる努力も怠っていません。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Sep 15, 2020

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  愛知県の真宗大谷派寺院の本堂耐震診断、住職に報告書の内容を説明

  愛知県の真宗大谷派寺院から本堂の耐震診断を依頼され・・・スタッフ4名がお寺に伺い、現況調査を実施しました。その耐震診断報告書が完成したので、住職にその内容を説明するため、前嶋とお寺を訪ねました。「この本堂は1891年にこの地へ移築された。その際、外陣の間口を7間から6間に減築したとお聞きしましたが・・・構造を調査したところ、逆に、内陣と余間の間口を6間から7間に増築した跡が発見されました」「えっ、そうなんですか！？」「この梁が寸足らずになっているし・・・変な所に桔木が入っているんですよ」図面と写真をお見せしながら説明しました。「それから、向拝の桔木が折れて、軒先が下がっています」「やはり、折れていましたか」「耐震補強工事をする前に、小屋組みを改修する必要がありますね。そのためには、屋根瓦を葺き替える必要もあります」「大工事になりますねえ」「もし必要なら、プロジェクターを使って、檀家の皆様にも説明しますよ」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Sep 11, 2020

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  横浜市の高野山真言宗　遍照寺で本堂の耐震補強工事が始まります

  神奈川県横浜市の高野山真言宗　遍照寺で本堂の耐震改修工事が始まります。旧本堂は1790年に創建されたものの1923年の関東大震災で倒壊、その後古材を利用して現本堂が建てられたそうです。1970年頃に屋根を葺き替え、1980年頃には改修が行われています。間口8間×奥行き4.5間で、東西方向に細長い平面形状。屋根は寄棟屋根の銅板一文字葺きです。弊社のスタッフ達が数度にわたり現況を詳しく調査し・・・伝統構法に最も適した「限界耐力計算」に依る耐震診断を行いました。その結果は、残念ながら「稀に発生する中規模地震で損傷する可能性が大きい」「極めてまれに発生する大地震で倒壊する可能性が大きい」でした。そこで、住職と役員の皆様が相談し、耐震補強工事へ進むことが決まりました。補強工事の設計は屋根を葺き替えないことを前提に行いました。また、外壁に土壁を追加したり、床下に格子壁を設けるものの、できるだけ外観を変えないように工夫を凝らしました。10月初旬に着工し、来年6月には完成する予定です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Aug 31, 2020

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  本堂向拝の軒先が極端に下がっている！現況調査と耐震診断を実行

  愛知県の真宗大谷派寺院より納骨堂新築の相談を受けました。お寺へ伺うと・・・「あれ、本堂の屋根がおかしいですよ。向拝の中央の軒先が極端に下がっています」「気づいていましたが・・・そういうデザインかと思っていました」は若い住職。「40年ほど前に瓦を葺き替えたんですが・・・その時、小屋裏は補強してもらったはずですけどねえ」は先代住職。「55万円必要ですが、本堂の現況調査と耐震診断を行ったらいかがですか？」「是非お願いします」というわけで、前嶋、植松、大江、鈴木4名を伴い、調査に出向きました。お寺に到着すると早速、調査開始！しばらくすると・・・「向拝の軒先を支えている桔木が折れていました」小屋裏から報告を受けました。調査はたっぷり一日をかけて・・・小屋裏や床下の構造と不具合を調べ、柱の倒れ、床の不陸を実測し、記録に留めます。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jul 14, 2020

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  本堂の耐震補強は構造計算のダブルチェック、補強効果の実験・解析を

  木造本堂の耐震診断、耐震補強の設計依頼が増えています。最近は、規模が飛びぬけて大きかったり、築300年以上だったり、文化財だったり・・・で、責任の重さをひしひしと感じます。歴史を重ねた本堂は伝統構法で造られているため、その特徴である土壁や木組みの粘りを活かす構造計算に基づき、耐震設計を行います。また、小屋裏に登ったり床下に潜ったり、埃だらけの調査を行い、その建物の特性を把握すること、伝統建築ならではの見栄えを考慮することも必要です。本堂の耐震補強工事は、建築確認申請の対象にならないことがほとんどなので・・・構造計算は正しいのか？補強方法は正しいのか？本当に補強ができたのか？自分たちで確かめなければいけません。そのため〇構造計算は、日本建築構造技術者協会でダブルチェックを受け〇補強の効果は、木構造専門の大学教授に一棟一棟、実験と解析をしてもらい〇データの蓄積を続けています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jul 1, 2020

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  岐阜県の曹洞宗寺院で「圓通堂をかつての坐禅堂に復元したい」と住職

  岐阜県の曹洞宗寺院で観音堂の耐震改修工事の設計が終わりました。お寺で修復委員会が開かれ、前嶋と参加しました。観音堂は一時期、保育園の施設として使われていたため、床全面にフローリングが張られていました。しかし・・・「長く坐禅堂として使われていたようなので、調査してもらえませんか」住職から現況調査と耐震診断を依頼されました。建設会社の応援を仰ぎ、床や天井、外壁の一部を解体してみました。すると・・・住職の予想通り、三和土や礎石、単の遺構が姿を現しました。また、平屋建て～増築～二層屋根と改築された跡も発見されました。耐震診断に続き、伝統構法による耐震補強の設計を依頼され・・・工事費の概算まで行いました。これまでの経緯を住職始め10名の皆さんに説明しました。「説明はよくわかりました。でも、坐禅堂が本当に必要なんですか」「1836年に建てられたという証拠もありますし、壊してしまったらそれで終わりですから、是非復元して後世に残したいと思います。お寺の大切な行事が3年後にありますので、何とか、ご協力ください」と住職。「そうですか。工事費をどうやって捻出するのか？近日中にもう一度集まって、考えましょう」は委員長。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jun 25, 2020

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  神奈川県の真言宗寺院で本堂耐震補強工事、現場説明会で見積もり依頼

  神奈川県の真言宗寺院で木造本堂の耐震補強工事を行います。設計図が完成したので、現場説明会を行いました。複数の建設会社を一時間おきにお寺へ呼び・・・見積依頼書と設計図を渡し、伊藤が説明に当たりました。そして、次は本堂に案内し、もう一度、現地を見ながら補強内容を詳しく説明しました。「内陣の壁に金箔が押してありますが・・・建て起こしでひびが入る可能性が高いと思います。箔押しの改修は見積もりに入れてもいいですか」質問を受けました。「じゃあ、その見積もりは別に出してください」ところが・・・「箔の下地がしっかりしているので、何とか傷つけないで建て起こしが可能じゃないかと思います」という業者も。「今回は耐震補強が目的ですから・・・金箔に修繕が必要になったときは、また考えましょう」は住職。この言葉にホッとしました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jun 22, 2020

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  岡崎市の真宗高田派　満性寺で築393年の太子堂、耐震補強工事が完成

  愛知県岡崎市の真宗高田派　満性寺の太子堂耐震補強工事がほぼ完了しました。工事は、文化財改修工事の実績が多い愛知県江南市の（株）アイチケンにお願いしました。「できるだけ外観を変えないように補強してください」が住職の希望。そのため、瓦を乾式で葺き替えた以外は、床下や小屋裏での補強に努めました。もちろん、菅野企画設計が得意とする伝統構法による補強です。今回の改修工事で、小屋裏から寛永4年（西暦1627年）の棟札が見つかりました。ということは築393年！今年は、滋賀県長浜市で築250年以上の明楽寺本堂、愛知県岡崎市で国の登録有形文化財の本光寺本堂・楼門に続き、歴史ある伽藍の耐震補強工事が弊社の設計で完成したこと、心よりうれしく、光栄に思います。このような機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jun 16, 2020

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  岡崎市の曹洞宗　龍溪院の本堂耐震補強工事が始まります

  岡崎市の曹洞宗　龍溪院の本堂耐震改修工事が始まります。杉の巨木を見上げながら石の階段を登ると、二層屋根の仁王門が目の前に現れます。その楼門を潜ると、庫裡・坐禅堂と回廊に囲まれた庭の向こうには・・・目に染みる緑を背景に寄棟屋根の大本堂が建つ。本堂は築360年以上！贅沢な風景と時間に包まれます。5月11日、建設会社3社に見積り依頼。6月2日の午前中に各社より見積り書が提出され、午後から開封。お寺の予算内に納まり、ほっと一安心。その後、前嶋が10日間、各社の見積書をしっかり精査。拾い落とし、過剰な見積り、不明な点を各社に指摘した上で、比較検討書を作成。先ずは、住職と総代2名にその結果を説明しました。次は役員会です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Jun 15, 2020

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  愛知県岡崎市の真宗大谷派　本光寺の本堂耐震補強工事がほぼ完成

  愛知県岡崎市の真宗大谷派　本光寺の本堂・楼門耐震補強工事がほぼ完了し・・・住職、役員の皆様と完成検査を行いました。工事は競争見積もりの結果、愛知県江南市の（株）アイチケンにお願いしました。本堂、楼門ともに国の有形登録文化財に指定されているので、設計に当たり、大学教授の指導を仰ぎました。本堂外陣の北東、北西の隅に観音開きの厚い板戸があります。「この扉は文化財として重要だから、開け閉めできるように」そこで、頭を捻り、堂内の見栄えを変えない新しい耐震補強の方法を考えました。「今までいろいろな耐震補強を見てきましたが、この方法は見たことがありません」と住職。「なるほど。耐震壁には見えないねえ」役員の皆様もその工夫を評価してくれました。ちなみに・・・耐震補強は土壁の粘りを耐震力として利用する伝統構法で設計しました。また、構造計算についてはＪＡＳＣＡ関西のチェックも受けました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  May 27, 2020

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  神奈川県の真言宗寺院で本堂耐震補強、テレワークではできないこと

  神奈川県の真言宗寺院から本堂耐震補強の設計を依頼されました。3月の初めに現地を訪ね、詳細な調査を行い、補強方法の指針をお伝えしました。その後、実施設計を進めてきましたが・・・緊急事態宣言が発出し、住職とお会いできなくなってしまいました。しかし、そろそろ工事費の見積り依頼の準備も始めなければいけません。伊藤とテレワークを続けている横浜事務所の長岡を同行し、久しぶりにお寺を訪ねました。先ずは私が、前回の調査で判明した、この本堂の増築、改修の歴史をお話ししました。次に、伊藤が設計図を一枚一枚お見せしながら補強方法を説明しました。住職が理解できないところは、本堂を一緒に見ながら説明しました。「設計内容は了解しました。しかし今は、役員の皆様に集まってもらえないので・・・おひとりおひとりに私が説明します。少し時間をください」と住職。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  May 21, 2020

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  歴史を重ねた木造伽藍は文化財、改修工事はリスペクトの気持ちを持って

  滋賀県長浜市の真宗大谷派　明楽寺の本堂耐震改修工事が完成しました。愛知県岡崎市の真宗大谷派　本光寺では、国の有形登録文化財に指定されている本堂及び山門、真宗高田派　満性寺では弘法堂の耐震改修工事が完成間近です。また、同じ岡崎市の曹洞宗寺院本堂も現在、工事費の見積もり中です。いずれも長い歴史を重ねた伽藍で、これからも末永く受け継がれるべき掛け替えのない文化財です。そんな木造建築の耐震改修工事の設計監理は、大きな責任を感じると同時に光栄なことだとつくづく思います。そして、埃だらけになって実測や調査に汗を流すわがスタッフ達、技術と熱意で工事に当たってくれる大工や職人たちにはいつも頭が下がります。写真をご覧ください。明楽寺の落ち縁です。これは・・・痛みの激しい板をはずし、痛んだところだけ切り落とし、どんどん詰めていくと・・・大きな隙間が生じるので、新しい板を張る。ただし、その場所は目立たない奥の方。労多くして、見返りの少ない仕事のように思えますが、文化財の改修工事ではこういう考え方が肝心。建物と歴史に対するリスペクトの現れなのです。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  May 20, 2020

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  岐阜県の曹洞宗寺院の圓通堂を耐震改修し、坐禅堂に復元

  岐阜県の曹洞宗寺院で、歴史あるお堂の耐震改修設計を進めています。外壁に圓通堂の扁額がかかっているので、以前は観音堂だったのでしょう。その後、お寺が経営している保育園の園舎として使うため改築され、現在に至っているそうです。「実は・・・観音堂になる前は坐禅堂だったらしい。私はその時代に復元したいと思っています」住職との出会いは・・・先日、静岡県磐田市に完成した「広瀬こども園」を設計するに当たり、参考にと、住職が園長を務める保育園を訪ねた時。名刺をお渡しし、自己紹介すると・・・「お寺の設計をされているんですか？実は・・・」さて、その後、圓通堂の外壁や天井をはがしてみると、坐禅堂だったころの遺構が次々と姿を現しました。詳細な調査を何度も行い・・・耐震診断、耐震補強の設計。完成した設計図をお持ちし、内容を説明すると・・・「了解しました。工事費の概算をお願いします」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ ​菅野企画設計　HP​≫≫ ​​寺院完成ギャラリー​≫≫ ​​Instagram(寺院)​≫≫ ​​Instagram(住宅)​≫≫ ​​Pinterest​◆本社◆　愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3　TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇　横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階　TEL 045-264-9160

  Apr 1, 2020

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