Our New World

2008/05/26(月)09:24

これでもかぁ~~~っと。

日常編(62)

テネシーはよく雨が降る。砂漠のラスベガスから越してきたから、余計にそう思うのかもしれないが、何せ良く降る。そして、テネシーに越してから車を買い換えたんだが、(知り合いになった、車のディーラーで働く人から買ったのですねぇ。)ところがここ最近、雨が降る度、車のエンジンがかからなくなった。その度に、お隣さんを、朝が早かろうが週末であろうが、ノックしてジャンパーケーブルをお願いしまぁ~~すと、頼みに行っていた。どうやらバッテリーの金具の部分が問題のようで、メカニックに持って行って見てもらうと良いよ~~っというお隣さんのアドバイスに、「次の休みに行こう。」・・・・「あ、次の休みに・・・」という具合で、また雨が降り、またお隣さんをノックして・・・・と繰り返していたSukiyakiであった。「何度も何度も申し訳ないですぅ~~~」と謝ると、「いやいや、これがご近所ってもんだろう~。困った時に助け合うのがご近所ってもんさぁ~」っと、何とも優しいおじさんである。(甘えずに、さっさとメカニックに持って行けーーーーー!って?苦笑)そんなこんなで、今日こそ持って行こう!!!っと会社の帰りにメカニックへ・・・と車を走らせていたら・・・ 「パァ~ン!!!!」     パンクである。 嘘やろー・・・・・・・初夏の日差しに、スーツを着ている私は冷や汗をかいた。そこにたまたま通りかかったおまわりさんに、「パンクですわぁ~」と訴え、通行を止めてもらって、私はのろのろ~~と、カックンカックンなりながら車をひとまず路上から動かし、スーパーの駐車場へ辿り着いた。トランクに積まれてある仮のタイヤに変えようと、推測のもと、やってみる。そこへ、お買い物に来たと見られるご夫婦が、「手伝いましょうか~?」と寄ってきてくれ、旦那さんがテキパキとタイヤを交換して下さった。何とも、その旦那さま、教会の牧師様だという。ありがたや~~~そして、メカニックに辿り着き、タイヤを交換してもらって、ヤレヤレ・・・と帰ってきた。 翌朝。 朝晩だったので、朝の5時に出発。雨だった。 ・・・・・・い、いっ、嫌な予感。 やっぱりエンジン、かかりませえぇ~~~ん! さすがに、朝の5時にお隣さんを起こすのは申し訳ないので、仕方なく、タクシーで仕事へ⇔タクシーで帰宅・・・・となった。タクシーの中で、そんな車の話をしてると、タクシーの運ちゃんは、「おぉ~、ジャンパーケーブルあるから、バッテリー送ってあげるよ、そしたら、メカニック行けるだろお~」と手伝ってくれた。何て優しい町なんだろう~~~。Sukiyaki、感涙である。(それよりも、タイヤ交換ついでに、メカニックでバッテリーも修理しておけばよかっただろーって?「今日は無理」って言われたんですねーー苦笑)ともあれ、そんなこんなで、「タクシーの往復で仕事に行くのに8千円くらいかかってしまった!」とボケツを彫りながら、車を走らせ、メカニックに行こうと高速へ乗る。すると。     「パァ~~~ン!」      え???? 今度は前輪、右側のタイヤがパンク。 こうなったら、怒りも、悲しみも、冷や汗も、一緒くたである。そして牧師さんのタイヤ交換を見ていたので、今度は出来るぞぉ~と、高速の片隅で、一人寂しく、キコキコと交換し始めた時、ベンツに乗りつけた、とってもとってもハンサムな男性が「パンクか~~~どれどれ」と、これまたテキパキと交換して下さった。そしてタイミングよく、高速パトロールの車もやってきて、仮のタイヤでスピードがあんまり出ない私の車の後ろを走ってくれ、私は次の出口で降り、メカニックへ・・・・と向かったのであった。 教訓。「知り合いになった」人から買う車には気をつけよう。   

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