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ゴクウセンジャーに続く〝もうひとりのセンジャー〟の登場。

その名も〈ナタクセンジャー〉！

……どうしても槍演舞ポーズのせいで引き構図になってしまい、そこは申し訳ないw

中国神話にて市民権英雄に預かっている〈哪吒太子：なたたいし〉ですね。

ゴクウセンジャーを創った時点から「次にやるなら〈哪吒〉だな※ナタクは和訳版『封神演義』にて使われた事で流布した独自読みのようです」とは決めていました。

「そこは『西遊記』で〈猪八戒〉〈沙悟浄〉じゃないのかよ！」と思うのはごもっともですが、それをやると結局『西遊記』自体のモチーフに限定されますし〈新凰太郎戦隊〉として確立せねばならなくなりますから労力的に大変……。

趣旨としては過去妖怪戦隊同様に〝相関性や因縁性に関係なく諸々のモチーフが雑多に混在するスタイル〟で『西遊記』で固める意向にはないのです。

そうした雑多混在スタイルの方がコラボ感に在って面白いと思いますし。

それに、この〈哪吒太子〉は『西遊記』にもしっかりちゃっかり出ています。

ええ『封神演義』の印象が強くなっていますが、実は『西遊記』にも出ています（それだけ市民権に在る神話英雄という事でしょう）。

天界で孫悟空が大暴れした際に切札的に一騎打ちしたのが〈哪吒太子〉……まぁ、負けましたけどw

以降も三蔵法師一行の助力者的扱いにて度々出てきます。

この〈ナタクセンジャー〉のポジション的には〝仲間〟というよりも〝孤高の好敵手〟といった感じですね。

しかしながら、時として（というか結構な割合で）対抗心抱えながらの共闘もありえる。

過去キャラクターならばの〈焔月×凍月：『狩魔同心焔月』〉の関係性が近いですね。

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