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水彩画紀行 スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

SpainPilgrim road 2


麦畑の向こうの町

暑い陽射しを避け、涼しい朝のうちにと、巡礼者は8時には出発する。

やがて午後になる頃、峠を越えて麦畑の向こうに、

小さな宝石のような町が見えてくる。

ここにも、居心地の良い巡礼宿と美味しいレストランがあるのだろう。

今夜は誰と出会うだろう。そんなことを考えながら描いた。

麦畑

教会のある町

丘を越えて教会のある町が見えてきた。

今夜はここに泊まろうと決め、ゆっくりと絵の具を広げる。

行きかう巡礼者たちが声をかけて過ぎる。

「ボンカミノ!」 いい巡礼路の旅を!

アストルガの町


セブレイロ峠の巡礼者像

サンチャゴへの道の最後の難関というセブレイロ峠にさしかかる。

イスラムに奪われたスペインを取り返すための祈りをこめて、

あるいは自分の心と向き合うために、

1000年前から、毎年、数万、時には十万近いの巡礼者がこの峠を越えた。

人の数倍もの背丈の巡礼者像は野武士のような風格があった。

巡礼像

万緑の城

万緑の峠にさしかかると、頭上の緑に古城が包まれていた。

著名なトレドの城より、朽ち行くままの人気ないこういう古城に惹かれる。

登ってみたかったが道がわからない。

結局、そのままに過ぎてしまい、この絵を見るたびに後悔の念。

 万緑や朽ちゆくものはとめどなし

森の城


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