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2003/01/02(木)23:38

ヨーロッパの裏側の恐ろしさ 続編

リスボンの丘 以下は、ヨーロッパの経済、政治の裏にある組織犯罪のすごさのほんの一片です。 テロに用いられる核の恐怖 スイス国境で、ドイツで、そしてウイーンで、放射性物質を密閉せずに運ぼうとしたりした「無知な運び屋」が致死量の放射能で苦しんでいるところなどを何度も逮捕される。旧ソ連邦の多量の核物質が盗まれ、1万個以上あるといわれている核弾頭が1個数千万ドルで取引されているとか。それらは、ソ連経済の40%を牛耳るというソ連マフィアから、リビヤ、イランイラクへ密売されているもよう。ソ連の核技術者は15000人。彼らの週給50ドルだった。彼らが3000ドルの高給で、これらの国々へ核兵器の開発のために雇われており、少なくとも、イラクに50人、イランに250人いると推計されている。 武器商人達 欧州各国では武器商人が暗躍し、さまざまな武器がゆきかう。イギリスの港で、ハンガリーの荷物が情報機関に没収され、アイルランド向けの52万ドル相当の武器と判明。一方で、イギリスから2000丁のミサイルを購入しようとしたアゼルバイジャンの兄弟は、敵対するアルメニアの情報機関に察知され銃弾で暗殺される。犯人は裁判中に自殺。武器を取り締まるサッチャー首相自身も、マレーシゃには27億ドルの武器を販売。詳しくは、新潮社の「ユーロマフィア」などを一読ください。世界の武器の取引は、18兆ドル。米国の予算と同じとか。米国の武器産業やペンタゴンは、ソ連との冷戦がなくなって危機感を強めた。失業せぬようにブッシュを支援して必死に戦争を勃発させようと躍起になっている。大学で劣等生だったと言う、主義も信念もないブッシュは、これらの武器産業に踊らされる人形。ヨーロッパでは、どこでも言われる「愚かなブッシュ」。その愚かな行動で世界を混乱させてようとしている。海外の報道を読むと背筋が寒くなる。追い詰められたイラクやリビアや北朝鮮の独裁者が、長崎の数百倍の核弾頭をミサイルに搭載して主要都市を攻撃し、米国が核ミサイルで反撃したなら・・・。ノストラダムスの言う、「空を火の玉が飛び交う世界の終焉」が現実となる。それは明日起こっても不思議ではないよう。

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