水彩画紀行 スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

2007/12/02(日)19:46

古代チリ美人

海外スケッチ紀行(57)

今日は、南米に来てはや15日目の花の金曜日。 ホテルで仕事の報告書を書き終えて、 食事に外へ出たら、広場からにぎやかな音楽。 8時でも、こんなに明るい夕暮れが続き、 舞台では、クリスマスまぢかな歌と踊りが。 このいかにも南米の楽師達といった服装の 演奏がろうろうと深夜の公園に響き渡る。 どこかスペインのサンチャゴ大学の学士団にそっくり。 互いに視線を交わしながらほんとに、 歌うのがが楽しくてたまらないといった風情。 公園はたくさんの笑顔で埋め尽くされ、 こんな可愛い観客も! 絵を描いてあげたら、「これ、私?」 って顔をなされましたが、たしかに天使って、 こんな顔かと思うほど可愛いチリ美人でした。 驚いたのは、チリの人々の元気なこと。 深夜1時くらいまで、この催しは続き、 子供たちは公園を駆け回り、お巡りさんが 遠くから優しく見守っていました。 日本は、あまりに国や警察が 人々を管理しすぎます。 さて、今日の一枚はチリ美人歌手。 豊かな声量をその豊かな胸にふるわせて 心地よく歌っていました。 チリ美人の共通点は、この豊満さ。 チリの緑多い大学構内を散策しても、 早くも20代にして、ほとんどが、 この体型を確立されておられます。 古代から、この雲竜型土俵入り力士風の 安定したこの体型が好まれたよう。 チリはアンデスの山々と豊かな海に挟まれた 数千キロメートルの細長い国。地震は多いけど 海と山の幸に恵まれ、どちらかといえば 国境紛争や争いも少ない。その豊かな土地で 伸びやかに、おおらかに育った チリ女性の人柄のゆえでしょうか。 クレヨン画 「古代チリ美人」 デザイン・アート部門のプログランキング。 気に入ったらクリックしてください。

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