778913 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

水彩画紀行 スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

水彩画人 俊介

水彩画人 俊介

Freepage List

Spain Pilgrim road


SpainPilgrim road 2


スペインの西の果ての岬の町


スペインの忘れえぬ人々


スペインの忘れえぬ人々 続編


巡礼路で出会った人々


嫁ぐ娘への懺悔録


人の心は水彩画


ヨーロッパ世界の裏の恐ろしさ


嘘のような本当の話


イラクの恐ろしい現実


未来を奪われた子供たち


逆説「大好きなアメリカ人」


倉敷の美観地区と美味しい店


ユーモアのある家庭


シルクロード紀行


カスピ海の国アゼルバイジャン


アゼルバイジャンの女流陶芸家


シルクロードの悲劇


カスピ海の女人の奔放さ


ロシアの華麗なバレー団 TODES


ロシア料理店への招待


カスピ海の夏の海


アゼルバイジャン気質


不思議な少女との出会い


カスピ海美人に招待される


アゼルバイジャンの黄昏時


白いロールスロイスの花嫁


豊富な食材で料理を楽しむ


恋人たちの季節


テニストーナメント参戦記


カスピ海の夜の出会い


安くておいしいコーカサス料理


ある春の一日


俳句は詩的な日記帳


美しい言葉 風花


桜の城 高遠


俳句を始めたい方


短歌 青春挽歌


風鈴や亡き人影の窓よぎる


兄と妹の物語


父と娘の物語


青春の光と影 恋


神さまは存在する!


娘へ贈る結婚の言葉


モーツアルトが大好き


珠玉のモーツアルトの作品より


水彩画紀行


風の盆 越中八尾の美しい町


風の盆 妖艶な夜の舞


風の盆 深夜の町流し


Category

Favorite Blog

◎☓∞『報道局長 業務… New! jiqさん

日本製鉄による米鉄… New! カーク船長4761さん

慣用句「 あ 」20… New! 風鈴文楽さん

「パリの日々」1 New! Mドングリさん

河畔の春 yhiro8888さん

菜の花と桜と NEXTPEAKさん

近況,Could you plea… turbo717さん

アクリエひめじ コ… 47弦の詩人さん

三文小説 mizu-sinさん
萌野の短歌日記 萌野さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2023/11
2008/07/03
XML
テーマ:旅の写真(3456)
カテゴリ:海外スケッチ紀行



この太平洋の孤島になぜ、この巨像制作の巨石文化が起こったのか?

少しづつ、謎が解けてきました。


モアイ像の製作は、部族の先祖信仰から生まれたという説が有力。

同時に支配部族の権力誇示の意味もあったもよう。

また、もろい火山岩を切り出せる山が島の北側にあったこと。


これは、7つの部族の酋長のモアイ像。


SANY4237



モアイ像の大半は、この岩山の石壁から切り出された。


SANY4052



石の塊を削るのではなくて、石の壁から切り出すという大変な労苦。

当時、鉄器はなく、硬い石で叩いて石を砕く途方もない作業。


SANY4069



切り出された像は、てこや縄で起こしては下に石を敷き、

一旦立てられて仕上げた後、寝かしてコロで搬送。


その後、この山裾を下って、遠くのアモイ像のように並べられた。

遠いところは、10km以上先まで、木材のころと人力で移送。


SANY4059



これが、遠くに見えた、アモイ像。

発見当時、ほとんどのモアイ像は、反乱部族によって倒壊。

これを立てたのは、四国のクレーンメーカー「タダノ」

ガイドの話によれば、10億ほどかかった費用の半分は

なにやかやとチリ政府が献上させ,吸い取ったとか。

それでもやりとげた「タダノ」さんは、本当に立派。


SANY4133


余談だが、世界有数の収益を挙げながら、

全く社会に還元しないことで

世界中に名をはせているのが、日本のトヨタ。


外人記者クラブの記者会見で、社会還元を問われ、

自動車博物館(入場料千円!)とトヨタの社長が答えたので、

外人記者達はあきれて「トヨタの馬鹿三兄弟」と皮肉っていた。


SANY4064



この島には多くの部族がいたが、支配階級の耳を長くした部族が

「耳短族」に、この過酷なモアイ像製作を強いていた。

16世紀から17世紀にかけて耳短族が、遂に反乱を起こし、

長い部族間紛争が勃発、最後に耳短族が勝利を収めた。

これは、切り出されて打ち捨てられたモアイ像群。

土の下に完成された胴体がうずもれている。



ともあれ、この島で最も屈託なく印象的だったのは「雲」でした。

四周遮るもののない広大無辺な空間で変幻自在。

実に気持ちよさそうに変化していました。


SANY3039






デザイン・アート部門のプログランキング。


プログランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/07/04 08:36:43 AM
コメント(7) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.