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カテゴリ:南米チリ滞在日記
チリの小さなナイアガラは、日が傾くに連れ、 水しぶきが、一層淡く柔らかく輝きはじめた。 滝の上流を遡ると、瀑布の、突然の落下直前まで、 川は満々と水をたたえて、ゆったりと流れていた。 波乱の前は、かえって穏やかなのは、人生もまた同じ。 これから待ち受けるものを知る由もなしと言った感。 チリの自然の心地よさは、ほんとに自然は自然のまま。 日本のように、狡猾で愚かな官僚たちによって、 コンクリートで破壊された自然は、どこにもない。、 南米チリは、今、さつきの風のそよぐ一番良い季節。 一面に黄色く染まったお花畑で恋人たちは愛を語り始め、 ひとり者は、わが想い出を重ねて、それを写真に収めるのみ。 美しい木立の中では、一族郎党が集って憩いの宴があちこち。 と思ったら、ここは女性だけのアマゾネスの宴。 チリの女性の共通点は尻も胸も、とにかく巨大でたくましい事。 近寄るのすら恐ろしくて、遠巻きに眺めるのみ。 瀑布の直上の川べりのベンチでは、 かなりご年配の方々のお昼の集い。 その光景を遠くから描いたら、こんな風になった! でも、これでいいのです。絵画は創作。 好きなように楽しむべきものなのです。 うん、我ながら、たいへん気に入ったぞ! あとで、モデルの方々にお見せしたら、大笑い。 大きなパウンドケーキを1個、プレゼントされ、 異国人の温かさに触れた良きひと日となりました。 デザイン・アート部門のプログランキングです。 気に入ったら、1日1回クリックして応援してね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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