英詩”追憶”の美しさ
英語の歌の歌詞は、表現が豊か。日本語の「あ」と言う発音の時間に、英語では「love」とも「hate」とも意味が言えるから、同じ音符で、倍以上の意味を託すことができる。山を歩きながら、よく小声でうたうのは、”追憶”。バーバラストライザンドの熱唱が感動的な曲だけど、歌の「詩」がとても良い。Mem'ries,Like the corners of my mindMisty water-colored memoriesOf the way we were思い出は、心の片隅の霧の中の淡い水彩画かっての日々の情景がうかんでくるScattered pictures,Of the smiles we left behindSmiles we gave to one anotherFor the way we were走馬灯にうかぶ私たちが後に残してきた微笑み互いに交し合った微笑みのかずかずCan it be that it was all so simple then?Or has time re-written every line?過ぎし日々は、そんなに単純なものだった?辛いことも、いっぱいあったはずなのに過ぎ行く時が全ての行を書き換えたの?If we had the chance to do it all againTell me, would we? could we?もう一度、私たちが全てをやり直せるなら・・・答えて。私たちはどうしたと思う?なにができたと思う?たぶん誰が歌っても、胸が痛くなる思い出がよみがえるはず。誰にも思い当たることがある、せつない美しい歌詞です。油絵は「トルコ桔梗」貴方にも、こんな花を贈りたかった人がいたでしょう。今になって、花を贈らなかったことを。「大好きだよ。」とあの時、優しい言葉をかけなかったことを、後悔するような人が。ありえたかもしれない、たくさんの微笑の機会それを果たさなかった、たくさんの後悔の集積それが「青春」