悲しいジパング国の人々
東洋の小国、ジパング国に非情な政権あり。時代は急変、予想だにしなかった時代になった。なんと仮想の敵国であったロシアが白旗をかかげた。核武装競争を止めた!兵隊を大幅に削減することを決めた!東洋の小国同様、破産した国家をたてなおすための英断だった。かっての赤の敵国、中国も、いまは鉄鋼製品の3割を購入する仲の良いお得意先。自衛隊も防衛庁も戦うべき相手がなくなった。これでは、我等の存在する理由がなくなる。将来が危うい!最も困ったのが、軍需産業に多額の献金を受けていたジミン党。公共投資の一般相場では国の発注した契約の最低3%は、彼らの取り分。暴力団のみかじめ料みたいなものだが・・・、違いは、ばれたら知らなかったと知らん顔を決めること。敵がいなくなって同じく困ったのが軍艦、戦闘機、魚雷などのメーカ。特命で数兆円の競争のない高利益をあげていた死の商人たち。どこかに敵をつくらねばならない!世界最大の巨大軍需産業国、アメリカから誘いがあった。石油産業も、イランの石油利権を得れれば、売るだけで莫大な利益があがる。そこで、遠い国への派兵を決めた。イラク人が本当に喜ぶ方法は別にあった。給水設備の建設なら、失業者の多いイラク人を雇用して彼ら自身にさせること。自衛隊は、軍隊。招かれざる客。しかしこれでは軍需産業にとっては1文にもならない。自衛隊を派遣して、外洋戦艦、航続距離の長い戦闘機を開発する口実が欲しかった。筋書きはうまくいいった。これを口実に防衛庁も防衛省に格上げまできまった。これで軍需予算も増える!政治家、官僚、財界は、子供を相互に強制婚姻させて、いまは、巨大な閨閥利益団体。自衛隊は、我等政財界の閨閥には関与しない無縁の民。しかも、明治の世に官に逆らった蝦夷の国からの派遣とした。自衛隊が多少危険にさらされようとも・・・・。庶民からすでに一人700万円も前借し搾取して気にもしない人々。そんな折、派遣先から自衛隊はいらないと言われても・・・。そんな事で莫大な利益を失うわけにはいかない!ましては、3人の庶民が捕らわれて命が奪われようとも・・・、決して方針を変えてはならない。というのが彼らの基本方針。 政治家が庶民の味方などと思う幻想は捨てよう。行政改革も、官僚が使いこんでいた分け前を政治家が取り戻す改革にすぎない。「公的資金の金融への投入」は、財界の無責任経営の失敗を庶民の金で穴埋めするもの。絶対に反対しよう。金融機間の頭取以下を背任で逮捕して借金を負担させるのが本来の筋。秘書給与疑惑は、会計に疎い新人に官僚が仕掛けた巧妙な罠。新人議員にひとり1000万円近く払えるような人材がすぐにいるはずがない。また給与は業績、能力によって変化するもの。ひとりいくらと決めたこと自体がおかしい。政策など作らない公共投資の分け前とりたての秘書に給与を払っても逮捕されない。庶民の味方としてあれだけ業績をあげた、辻元清美さんはぜひ再選させよう。次回は自分のまわりにいるような良識のある庶民を当選させて、今いる「ジミン党政治屋」を,全員落選させて一掃しよう。