2021/10/02(土)09:53
県境の村「檜枝岐」
3連休の最終日。
この日も朝から天気が良い!
今年は「天気に恵まれない」という印象が強かったので、秋のツーリングシーズンにこの「晴天2連チャン」は本当に嬉しい。
昨日CRFで走ったばかりですが、CBを引っ張り出して走りに行くことにしました。
国道4号の西側ルートを南下。
昨日北上して来た道ですね(笑)。
西郷からR289で下郷へ向かう途中、少し道をそれて「雪割橋」に立ち寄ってみました。
バイクを止めているのが「旧雪割橋」で、左上に架けられているのが「新雪割橋」。
旧橋の老朽化に伴い新しい橋が架けられたのだと思いますが、今のところ旧橋も走ることができます。
旧橋から下に流れる川を眺める。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、相当の高さです。
もともと「高所恐怖症」の気がありますが、橋の欄干が心許ないので余計に怖く感じられます。
たぶんこの川が福島県を南から北に縦断する「阿武隈川」の源流域だと思います。
甲子峠、旧キョロロン村向かいの駐車場に立ち寄ってみる。
まだ紅葉ははじまっていないようです。
紅葉の時季に来ると、きれいな写真が撮れる場所です。
10月にもう一度訪れてみようと思っています。
R289で下郷~田島を通り抜け、南郷の道の駅「きらら289」までやって来ました。
それほど数が多いわけではありませんが、ツーリング中のバイクもちらほら。
これだけ天気が良いと気持ちが良いですね。
南郷からはR401~R352で檜枝岐へ。
交通量が少なく、ほぼ貸し切り道路。
ただひたすら「バイクに乗っている」ことを楽しめます。
今日の目的地は、栃木県、群馬県、新潟県との県境に位置する「檜枝岐村」。
今日も県境は越えません。
檜枝岐村に到着。
無料駐車場にバイクを止め、すぐ脇を流れる檜枝岐川を眺めながら一休み。
時間にして4時間弱、距離にして約160km。
ここまで来ると、県内ではあっても「遠くまで来た!」という気がします。
缶コーヒーを飲みながら、しばらくボーっと川を眺めます。
日差しも心地良く、なんだか時の流れが止まっているようです。
檜枝岐の道の駅に立ち寄ります。
広々とした駐車場には、バイク専用の駐車スペースが整備されています。
向かい側はスキー場。
冬に来たら相当雪深いんだろうなぁ。
ちなみに道の駅には「アルザ尾瀬の郷」という日帰り温泉施設もあるので、車中泊で訪れるというのもアリだと思います。
そのまま尾瀬でトレッキングなんかできたら最高でしょうね。
時間が早く、まだ人もまばらだったのでお昼を食べることにしました。
道の駅の「山人家(やもーどや)」で豚丼を注文。
肉はやや薄めでしたが、タレが染みたご飯を美味しくいただきました。
檜枝岐から南郷に戻り、只見~金山~三島と、奥会津の快走路を走り抜けます。
とにかく交通量が少なく、信号も無い。
こういっちゃ語弊があるかもしれませんが、「バイクで走るためにあるような道」と言っても過言ではないと思っています。(※もちろん地元の方の大切な生活道路です。)
流れる景色、メッシュジャケットを通り抜ける爽やかな風、心地よい排気音。
日頃のストレス、うっぷんが風と一緒に後ろへ飛んで行くのが分かりました。
三島の道の駅で最後の休憩。
冷たいお茶で水分補給。
見知らぬ方から「おっ、きれいにしてるね」と褒められました。
帰りは会津坂下ICから高速に乗りました。
今、外出自粛に伴ってETC割引がないので、なるべく高速は使わないようにしていたのですが、さすがにここから下道を帰ったのでは遅くなってしまいます。
久しぶりに磐越道~東北道を走りました。
おかげで早めに家に着いて、きれいにバイクを拭いてから車庫にしまうことができました。
次走りに出るときも気持ち良く走り出せると思います。
いや~2日間とも天気に恵まれ、良いツーリングでした。
2日で走った距離は約630km。
心地よい疲れに包まれ、ぐっすり眠ることができました。
まぁその分、次の日の仕事が億劫で仕方がありませんでしたが…。
この後、9月末にCRFの点検、10月頭にCBの点検がありますが、それが終わったらまた秋のツーリングを楽しもうと思っています。
次回はみなさんをお誘いして久しぶりのグループツーリングができるかもしれません。
もしかすると県境越えもできたりして。
まぁ色々と妄想しながら、いくつか快適ツーリングコースを考えてみようと思っています。
<本日の走行距離:約380km>