県境の村「檜枝岐」
3連休の最終日。この日も朝から天気が良い!今年は「天気に恵まれない」という印象が強かったので、秋のツーリングシーズンにこの「晴天2連チャン」は本当に嬉しい。昨日CRFで走ったばかりですが、CBを引っ張り出して走りに行くことにしました。国道4号の西側ルートを南下。昨日北上して来た道ですね(笑)。西郷からR289で下郷へ向かう途中、少し道をそれて「雪割橋」に立ち寄ってみました。バイクを止めているのが「旧雪割橋」で、左上に架けられているのが「新雪割橋」。旧橋の老朽化に伴い新しい橋が架けられたのだと思いますが、今のところ旧橋も走ることができます。旧橋から下に流れる川を眺める。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、相当の高さです。もともと「高所恐怖症」の気がありますが、橋の欄干が心許ないので余計に怖く感じられます。たぶんこの川が福島県を南から北に縦断する「阿武隈川」の源流域だと思います。甲子峠、旧キョロロン村向かいの駐車場に立ち寄ってみる。まだ紅葉ははじまっていないようです。紅葉の時季に来ると、きれいな写真が撮れる場所です。10月にもう一度訪れてみようと思っています。R289で下郷~田島を通り抜け、南郷の道の駅「きらら289」までやって来ました。それほど数が多いわけではありませんが、ツーリング中のバイクもちらほら。これだけ天気が良いと気持ちが良いですね。南郷からはR401~R352で檜枝岐へ。交通量が少なく、ほぼ貸し切り道路。ただひたすら「バイクに乗っている」ことを楽しめます。今日の目的地は、栃木県、群馬県、新潟県との県境に位置する「檜枝岐村」。今日も県境は越えません。檜枝岐村に到着。無料駐車場にバイクを止め、すぐ脇を流れる檜枝岐川を眺めながら一休み。時間にして4時間弱、距離にして約160km。ここまで来ると、県内ではあっても「遠くまで来た!」という気がします。缶コーヒーを飲みながら、しばらくボーっと川を眺めます。日差しも心地良く、なんだか時の流れが止まっているようです。檜枝岐の道の駅に立ち寄ります。広々とした駐車場には、バイク専用の駐車スペースが整備されています。向かい側はスキー場。冬に来たら相当雪深いんだろうなぁ。ちなみに道の駅には「アルザ尾瀬の郷」という日帰り温泉施設もあるので、車中泊で訪れるというのもアリだと思います。そのまま尾瀬でトレッキングなんかできたら最高でしょうね。時間が早く、まだ人もまばらだったのでお昼を食べることにしました。道の駅の「山人家(やもーどや)」で豚丼を注文。肉はやや薄めでしたが、タレが染みたご飯を美味しくいただきました。檜枝岐から南郷に戻り、只見~金山~三島と、奥会津の快走路を走り抜けます。とにかく交通量が少なく、信号も無い。こういっちゃ語弊があるかもしれませんが、「バイクで走るためにあるような道」と言っても過言ではないと思っています。(※もちろん地元の方の大切な生活道路です。)流れる景色、メッシュジャケットを通り抜ける爽やかな風、心地よい排気音。日頃のストレス、うっぷんが風と一緒に後ろへ飛んで行くのが分かりました。三島の道の駅で最後の休憩。冷たいお茶で水分補給。見知らぬ方から「おっ、きれいにしてるね」と褒められました。帰りは会津坂下ICから高速に乗りました。今、外出自粛に伴ってETC割引がないので、なるべく高速は使わないようにしていたのですが、さすがにここから下道を帰ったのでは遅くなってしまいます。久しぶりに磐越道~東北道を走りました。おかげで早めに家に着いて、きれいにバイクを拭いてから車庫にしまうことができました。次走りに出るときも気持ち良く走り出せると思います。いや~2日間とも天気に恵まれ、良いツーリングでした。2日で走った距離は約630km。心地よい疲れに包まれ、ぐっすり眠ることができました。まぁその分、次の日の仕事が億劫で仕方がありませんでしたが…。この後、9月末にCRFの点検、10月頭にCBの点検がありますが、それが終わったらまた秋のツーリングを楽しもうと思っています。次回はみなさんをお誘いして久しぶりのグループツーリングができるかもしれません。もしかすると県境越えもできたりして。まぁ色々と妄想しながら、いくつか快適ツーリングコースを考えてみようと思っています。<本日の走行距離:約380km>