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テーマ:山登りは楽しい(12248)
カテゴリ:山スキー
いや~~、久々に疲れた山行でした。
GPSのルート 総距離 24.205キロ 累積標高 1777メートル 1006mの和光原(わこうばら)の車止めのゲート手前に駐車して、兼用靴に履き替えて9時10分に歩きだしました。 今日のとりあえずの目的地の野反湖のBCまでの距離は9キロ。 ゲートをくぐると延々とアスファルトの登りが続きます。 こんなアプローチの悪いところに行くやつも行くやつだとか思ながらひたすら歩きます。兼用靴でのアスファルトはほんとに辛い(^_^;) 1200mあたりの大原との分岐からやっと雪があって、やっとここからスキーにシールをつけて登れます。 今GPSデータを取り込んで確認してみると、アスファルトを3.2キロほど歩いてます。 その日の予定は野反湖にBC張って、八間山登って下りてBC泊だったんですが、とんでもない。 1550mのBC予定地に着いた時点で時刻はすでに14時。 時間的にも体力的にも気力的にもすでにギブアップ(^_^;) 天気は晴れてるんですが野反湖の稜線を越すとすごい風で、粒雪が横から吹き殴ってきます。まともにくらうと痛い(笑) 良き天場をさがしてスコップで地固めをして(また、これが重労働(^_^;)) 早々に幕営とします。 大活躍したスコップ 風が強いので寒い寒い(^_^) 15時にはテントに落ち着いて一息です。 飲み食いしても時間は永い永い・・・ 夜になると、天気は晴れてるので星が凄く綺麗。 久々に天の川らしきものを見ましたが、ここまで来てもほんとの天の川は見えないのかとちとがっくし。 仕方ないので19時に消灯、火の気を消すとしんしんと冷えますが、強引に寝て、翌日7時半発を目指します。 風は明け方には止んで、翌日はとても良い天気。 風で運ばれてきた乾いた粒雪が20cmほど積もってます。 「せっかく来たのだから八間山は偵察しよう」と登ります。 雪はそこそこありますが、風が強くて中途半端に薮が出ている困った感じです。 つか、なにしろ廻りの山が雪を被っていなくて色が黒いので気分が今一つ盛り上がりません(^_^;) 雲に煙る志賀高原 八間山の山頂直下1932mまで行ったんですが、そこからはさらにすごい薮で、行くにも行けないし、戻るのも時間のロスなのでさっさと諦めてシール外して下山します。 凍てついた野反湖と高沢山 美味しい斜面はいくつかありましたが、風が強いので吹きだまりとクラストのミックスに苦戦しました(^_^;) 吹きだまりとか新雪らしきところは突っ込むとコケるので後ろ荷重の筋肉勝負を挑みましたが負けました・・(^_^;)。 ほとんどを快適なボーゲンで(笑)無事BCまで下山。 BCを撤収したらすでに時刻は2時半、雪のついた4.5キロほどの林道を快適にスキーでかっとばします。 しかし、その下は3.5キロのアスファルト~~。 スキーをザックに付けて延々と下ります。 なんの修業だ・・・ 車に付いたのは意外と早くて15時半。9キロを1時間で下ってしまいました(^_^) そうそうに道の駅六合のかけながし温泉(400円)で汗を流して、「野反ライン六合」で美味しいカツ丼(600円)をいただいて帰りました。 疲れましたし、両足靴擦れしてたりしますが、こんな山行はめったに無いので楽しかったです。 翌日軽く同僚に話したら「それってデシプリン?」と言われてしまいました(^_^;) ハイグレード山スキー 山スキールートガイド99 さすがにこの2冊にも載ってないと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年02月22日 21時49分45秒
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