|
カテゴリ:田舎暮らし
ほとんどの山岳会の装備リストに個人装備として「カラビナ2個」「スリング2本」と書かれていると思います。正しい、歴史は知りませんが、労山の救助隊で推奨したという話を聞きました。
これはちゃんと理由がありまして、主に下記の用途に使います。 ●スリングで簡易フルボディハーネスを作る 自分の身長よりマイナス10cmから20cmの長さのスリングとカラビナ1個を使います 身長が160cmだと140から160cmのスリングが必要です。120cmと60cmのスリングを繰り合わせても大丈夫です ●スリングでシットハーネスを作る 120cmくらいのスリング1本とカラビナでシットハーネスを作ります。 120あればほとんどウエスト幅に対応できます。 ハーネスを使うということは誰かがロープを持っていないと意味がありませんが、ちゃんとしたリーダーならば危なそうな山行では持って行きます。 仮に無くてもみんなのスリングを接続して使えばロープ代わりにもなります。 ちなみに、スリングはお助け紐と言ったりします。 詳しいハーネス作り方はここでは書きません(というか書いて理解ししてもらえるとは思えない)ので、各山岳会の先輩にお聞きください。 もし、直接お会いできて、スリングとカラビナと時間があれば喜んでお教えします。 基本的に120cmのスリング2本あればかなり応用が効きます。 スリングにはナイロンとダイニーマの二種類がありますが、軽くて水に浮くのはダイニーマですが、使いやすさではチューブラ(筒状になっている)ナイロンスリングだと思います。 ダイニーマは細くて痛いのと、チューブラではないフラットスリングも角があたって痛かったりますので、最初はナイロンスリングのチューブラがおすすめです。 マムートの120cmのスリングです
ベアールの120cmのスリングです。
定番のロックエンパイアーの150cmのスリングです。 4本もってます。 背の低い女性ならこれ1本とカラビナでフルボディの簡易ハーネスが作れます。
コングの180cmのチューブラスリングです。 大体の男性ならばこれでフルボディの簡易ハーネスを作れます。
スリングは本当に種類が多くて選ぶのが大変です。 とても大切な注意点があります。 「スリングは長さごとに色を決める」 これを間違うと60cmと思って120出したり、180なのに120出したりします。 というか、よくしてます。(汗) なので、山仲間とはこうかんして自分のスリングの色を長さごとに合わせるのも、有効な手段です。 でも、山で貸し借りするとなくなるんだよな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年07月18日 14時14分12秒
コメント(0) | コメントを書く
[田舎暮らし] カテゴリの最新記事
|