コンピュータ・プログラムについて
プログラミングはいろいろな用途に役立つと言われています。僕はプログラミングは単なる知識やテクニックの積み重ねではなくて、プログラムへをする以前のプロセスの考え方が大切だとかんがえています。僕はプログラマではありませんが、プログラマに仕事をお願いするプロデューサだったので、彼らの仕事を評価するために、一定のプログラムの知識を習得しました。そのためには、下記のような基本的なプログラム知識は必要です。コンピュータ基礎とプログラミングソフトウェアの仕様書を書き、単独テストと総合仕様書を作成し、実際にテストし、納品書とともに作成したソフトウェアを導入して、受け入れ研修を受けて、瑕疵担保期間まで発生した不具合を修正するするまでが仕事です。プログラミングはいきなり書き出すことはなく、目標とする結果から、構成要素を考え、その順番から全体の動作と、作成プロセス、選択する言語に応じたテスト項目、ハードウェアの性能、通信回線の性能などの細かい要素の検討をしないと、いわゆる「スパゲティプログラム」と呼ばれる誰も読めない(へたすりゃ自分も読めない)文字列になってしまいます。その場で動くだけなら、コピーペーストプログラムというあちこちのソースから持ってきたものを繋げばどうにか動きますが、本人が内容を理解してないと、不具合が出た時の修正はとても困難です。さらに、顧客のハードや内部のコンピュータの使い方が変われば修正が必要となります。これは別予算になりますが、元々のコードがひどければ修正はこんなんです。プログラムほどその人の個性が出る仕事はない気がします。