航空自衛隊浜松広報館と昆虫視線観察館(静岡県浜松市西区・磐田市)(2020.07)
浜松市にある航空自衛隊浜松広報館、エアパーク。駐車場をでてすぐみられる屋外の展示だけでも航空機好きなら十分に楽しめるぐらい充実しています。 地対空ミサイルのナイキJは1970年台に導入された防空用ミサイルですが、このいかにもミサイルといった造形は、こどもの頃はもちろんでしたが今見てもとってもカッコいいです。 駐車場は約150台が停められ、入館無料です。午前9時からの開館ですが、それまで駐車場には入ることができず、ゲート前の道は広くないので入場待ちで停車をすることもできないのでこの点は注意が必要です。 館内は、展示資料室、展示格納庫、全天周シアターがあります。展示格納庫には、可動式(電動)二人乗りの本格的なフライト・シミュレータもあり、パイロット気分を体験することができます全天周シアターは入場の時に時間の予約をできるので、い棒時間帯を予約してそれまでは館内を見学することができます。シミュレータは現地での予約が必要で、かつ、体験できる人数も限られるので、体験を希望する場合は、現地まで行って予約してから一度退館し、再入場してゆっくり見るのが良いと思います。 対空砲なんて近くで見られる機会はまずないので、館内展示もとっても気ごたえがあります。軍用機器類は実用目的のみでデザインされているので、その機械的な造形と質感は機能美としてのカッコよさがあります。 携行型対空誘導弾です。こんなものまで間近に見ることができてとても満足できる展示になっていると思います。因みに展示資料館は3階構成となっていて1階にF1戦闘機やFX2戦闘機のモックアップ展示が、2階には対空砲の展示などがされています。 3階には簡易シミュレータや図書室、喫茶室などがあります。シミュレータは簡易とはいえ、スロットルなどは本格的で、大人でも楽しめると思います。 格納展示室は、展示資料館から続く廊下をでると全体が一望できますが、ちょっと圧巻です。広い格納庫の中に、さまざまな年代・種類の航空機が数多く展示されています。 フライトシミュレータです。本来は動くようなのですが、今回は動かずでの体験でした。2人で同時に体験でき、操縦も離陸時・着陸時でシェアできます。操縦は係の方が事前に概ねを説明してくれて、離着陸ともに息子に任せました。本格的ということもあって、思うようにはいかずといった感じでしたが、とっても貴重な体験でした。 展示されている航空機の何機かには操縦席に入ることができるようになっています。普段間近では見ることのできない航空機の数々をこの近さで、見学・体感できるのは航空館ならではだと思います。 こちらは、磐田市にある竜洋昆虫自然観察公園 こんちゅう館です。公園はこんちゅう館と池や樹林からなる自然観察ゾーンで構成されています。 1階はカブトムシやクワガタ、カマキリなどの生体展示がされていて、中には直接手で触れることができる展示もあります。 2階は標本展示となっていて、国内外の約1,700種・約3,000点の昆虫標本が展示されています。世界最大のカミキリムシ・タイタンオオウスバカミキリや青く輝くモルフォチョウ類など、昆虫の大きさや美しさを実物で体験できます。