2007/10/26(金)23:12
どんぶりの国へ・再び (完)
昨日から坂出市と高松市を行ったり来たりと
まことに効率が悪い
またまた高松市へと向かう、前回一番のお気に入りの
さか枝へ行くためだ
やっぱり旨いネエ
続けてあと2軒行こうと思っていたら
一軒は廃業していたそしてもう一軒の竹清はお休み
しょうがない、チェーン店にてもう一杯
そのあと高松のキャンプ場を下見に行く
峰山公園キャンプ場ココも無料だが
この山全体が古墳でありまた墓地だらけの山だった
やめることにした
山を下り近くの丸山製麺で一杯
町のうどん屋さんというイメージで雰囲気はいい
高松を離れる前にもう一軒、香東川沿いの増井米穀店
ここは田舎のうどん屋という感じの店
映画UDONのロケ地に行ってみよう
とはいっても何の情報も持ってないが
映画の景色は覚えている
難なく見つかった
いまではセットの松井製麺所は更地になっていた
いたるところで祭りがあっており、交通もかなり渋滞気味だ
太鼓の音も土地土地で違う
8ビートや16ビートなどのリズムもあるから
聴いていて飽きない
今回のどんぶりの国の旅もココまでかな
最後にもう一度上戸うどんを食べたかったが、もう店は終わっていた
今治の虎が鼻海岸で野宿
朝はゆっくりとすごし、四国を後にする
本州に向かう橋の上でカブのキャンパーとすれ違う
あ~ 同じような人もいるんだ~ と思っていると
そのカブ乗りキャンパーが戻ってきた
なんと彼は愛媛のカブ主メンバーのいよかんくんだった
やはりボックスを見て戻ってきたのだった
往路では広島で、復路では愛媛でカブ主メンバーに逢うとは
日本も狭いネエ
名物のジャコ天を食べてみる
揚げたてで旨い!
伯方島ではコレも名物の塩ソフトをいただく
あまり塩の味はしないが、まあおいしいかな
大三島ではゆっくりと温泉に入ることに
この島には3箇所の温泉があるが今回は
三島の湯、ココはプールもあるので脱水機が備わっている
下着やくつ下を洗って脱水機で絞る
こういう情報はキャンパーには大事だと思う
本州へ渡りまた目を三角にしながら2号線を走る
初めて明るい時間に走る
夕方、宮島の鳥居を見ながら途中でもらったみかんを食べた
関門海峡人道トンネルは最後の客だったらしく
お客さん、乗ってもらっても結構ですよ~と天の声がした
エンジンを駆けらくちんで通ることが出来た
最後の野宿はここ関門橋の下の公園にて
潮の香りと頭上を走る列車やトラックの音が
いつまでも響いていた
今回の旅でもいろんな方に親切にしていただいた
道を聞いたらみかんを山ほどいただいたり
お茶をペットボトルにいっぱい入れてもらったり
やはり讃岐のうどんは恐るべしであった
食べても食べてもまだまだ底は深く
そして日々進化しているのだと感じた
中には退化していた店もあったが
それは自然淘汰という宇宙のサイクルが解決するだろう
先日までどんぶりの形の月が出ていたが
今日は僕のお腹のように少し出っ張った
デブッチョな月がこっちを見て笑っていた
(完)