たま～に更新日記

誕生日前日、天気が良かったので久しぶりに子供達と旦那の働いている所へ散歩がてら邪魔しに行った。
ののちゃんベビーカーに乗せて、モコと私はそれを押して歩く。

その道中で、それは起こった。

道からちょっと高くなってる家に数人の男の子がいた。
小学校3、4年生ぐらいかな。

そのうちの一人が「ハロー」と言ったので、私も「ハロー」と言った。
そしたらその男の子がフランス語っぽいような決してドイツ語ではない口調で人をバカにしたように何か言い始めたではないか。
ついでにアヒルの鳴き声のような醜い音もだしている。
・・・

あ、やな予感。
と思ったと同時に、はい、雪だま投げてきたよ。
他の日本人友達も街中でやられたことがあって「もう雪の日には家から出たくない」と言ってたなー。
この友達がやられたことが私の身にも起きたのだった。

クソガキが「アジア人でドイツ語なんか喋れないだろう。良いカモが来た」と思ったんだろう。

確かに、私はアジア人でドイツ語は喋れないけど、君らより日本語と英語は確実に多く話せると思うよ。

人の歩調に合わせて動いて更に雪だまを投げてきたところで、
「ワーイシュ？」(何？)ってスイスジャーマンで聞いてみた。

ここでついでに言うと、私が日記で書いてるモコの言葉はだいたいドイツ語じゃなくて、スイスジャーマンなんです。
なんせまわりの人々はコテコテのスイスジャーマンを喋ってるもんで、私もドイツ語より、いっつも聞いてるスイスジャーマンのほうが馴染み深い。

ドイツ語は喋れんだろうと思ったアジア人の口からスイスジャーマンが飛び出して、一瞬ちょっと焦った感じだった。
私あんまりスイスジャーマンのボキャブラリーもってないから、何？って言った後、すかさず、
「ミット　キンダー。シュトップ。ビッテ」(子供と一緒だから、やめてくれっかなー)と、単語のみで言って止めさせました。
エライあたし！
なにがエライって、ちゃんと「ビッテ」(お願い)ってクソガキ相手につけてやったことがエライ！

あー思い出して頭にくる。

雪だま私達に当たらなかったからまだ良いようなものの、あれがもしうちの可愛い子ちゃん達に当たっていたら、、、
子供が一緒じゃなくて私ひとりだったら、、、

とっ捕まえて日本語でまくしたてて、横っ面のひとつやふたつ引っぱたいてやりてーって感じ。
もしくは雪だまの中に石か馬の糞もしくは犬の糞を間違って混ぜて、投げてやる。

去年の秋にも、子供と遊びに行っていた幼稚園で、隣接してる小学校の生徒にバカにされたようなことを言われました。あの時は女のクソガキでした。

そん時は、クソガキを睨みつけたまま、日本語(茨城弁)とちょっとスイスジャーマンを混ぜてしばらく怒ってることが分かるようにずーっと

「おめぇよー、こっちがアジア人だと思って馬鹿にしてっけどよー、あんまし日本人舐めんなよ。」とか、

「お前はシュトゥーピッドか、子供と遊んで何が悪いこの腐れビッチが。フィックディー！」←小学生相手にこれはなんだな、と後になって思ったが。

とか、出てくる言葉をしばらく言ってたら、バツが悪くなったのか、課外授業中みたいだったんだけど、それの授業が終わるからなのか、とにかく私より先に同じフィールドから去っていった。勝った。

「お前らなんかに誰が負けっかよー」と思いながら後姿を見送ってあげました。

旦那には何ヶ月か後にこの時のことを話したんですが、「子供のすることだからまぁまぁ」ってなだめられました。
15日のクソガキのことは旦那の所に向かってる時だったので、さっきさーって話たけど、返ってきた答えはやっぱ「まぁまぁ、子供がやったことなんだから」・・・・・・

おまえー自分がされても怒らんのかー！！！！！

同じようなことされたらお前だって怒るべー！

やられたことない奴が、んな簡単にまぁまぁなんて言うなー！

ガキがなんじゃー！

子供だからってやっていいことと悪いことがあるべー！

わしの外見がもろヨーロッパ人だったらあいつらやらなかったハズだべ。人種差別以外のなにものでもないじゃないかー！

同じようなことがうちの子供の身に起きてみろー！
おめぇだって頭にくるだろうがよー！

ほんでもって、ここで母ちゃんが怒らんでいたら、子供も我慢して反撃できないようになるかもしんねーべー！

子供大人の区別なく、怒るべき時に怒らんで誰が怒るんだー！

ぐわー！
がおー！！！

・・・・・いくら書いても出てくる出てくる言葉が出てくるので、この辺で文句は終わりにしときますが、
やられてただ黙ってるのは私の性に合わないのです。
やられっぱなしは自分に頭にくるので嫌なのです。

青春時代にほぼ毎日のように親父と喧嘩した成果が出せるみたい。鍛えてくれてありがとう、お父ちゃん。

私はこんなに頭にきてましたが、モコはというと、雪だまをぶつけられるということよりもなによりも、人から馬鹿にされるという事がまだ理解できないので、私がクソガキらから遠ざかって行く時に、
「ガキども、馬鹿だなー」と言ったら、
モコも「バカだなー」と言って、
あっはっはっは
と笑い声をあげたので、私の怒りはこれぐらいで済んだ。

多分、私は今年の秋からドイツ語学校へ通うことになる。
知らないより、知ってたほうがいいに決まってるから、通うからにはとにかく頑張ってみるつもりだ。
チンカスのカスにもまだなってないようなガキ達にも負けたくないし。

あー付け加えておくけど、全部の子供が異国人に雪だまを投げてきたりするようなこざかしいマネをするわけじゃーないよ。
なんらかのストレスがある子がやってんじゃない。

綺麗に言えば私は、基本的にどの子供達も世界共通の財産だと思っておりますから。
きちんと育ってもらいたいが故に怒るんざんす。
念のため。

雪だま投げてきた二人の子供以外は、やめたほうがいいんじゃない～って感じで友達みつめてましたからね。
お前ら思ったなら言えよ！友達なんだろ！？
っても思いましたがよっと、あよっとっとっと。