サンバーの車検 2024
サンバーが車検でした。私のサンバーの初年度登録は2002年4月ですから、ちょうど22年落ちと言う事になります。車検と言いましても私のサンバーには特に問題はありません。所定の点検とブレーキフルードやオイルの交換で無事に車検は通りました。車検に引っ掛かる様な問題はありませんが、全く問題がないと言う訳でもありません。大きいものだとオイル漏れ問題があります。まあ、漏れと言いましても滲み程度で下にポタポタと垂れるほどではありません。実際には数滴程度は垂れているのでしょうが、問題として認識できる量では無いと言う感じでしょうか。スバルのEN07エンジンはオイル漏れが多い様です。YouTubeでもオイル漏れ修理の動画が数多くあがっています。ただスバル製のサンバーは私の車両を含めてまだまだ数多く生存しています。最終型が2012年でしたから一番新しいものでも12年経っている事になります。それを考えるとスバル製サンバーの生存率はかなり高いと言えるでしょう。つまりオイル漏れなどの問題が多いのは事実でしょうが、致命傷にはなり難いと言えるかも知れません。他にはエンジン位置の影響も有りそうです。サンバーのエンジンはリアバンパーの直ぐに後ろにあります。バンパーを下げれば即エンジンにアクセスできます。要するにオイル漏れなどの異常を発見しやすいと言う事です。例えオイル漏れや滲みがあっても修理をすれば問題は起こりません。他メーカーの軽トラや軽バンはシート下や、荷台や荷室の下になります。実際にエンジンをアクセスするのは少し面倒です。それに上からのみですから、オイル漏れの発生するエンジン下部を見るには車体の下に潜り込むしかありません。泥や土で汚れているエンジンのオイル漏れやオイル滲みを下から潜り込んで発見するのはかなり困難です。そもそも日常的に車体の下に潜り込む人など基本いません。車検や点検で下廻りを洗ったにしても、軽いオイル漏れならばその時点で痕跡は消えてしまいます。異常の発見はちょっと難しいでしょう。何が言いたいのかと言いますと、特別サンバーのオイル漏れが多いのでは無くてサンバーはオイル漏れを発見しやすくて、他の車種はオイル漏れをしていても気づいてないだけでは無いかと言う事です。販売数からの現存数を考えても、スバル製サンバーが特別問題のある車とは考え難いですし、他メーカーの軽トラ軽バンと比べて耐久性に劣るとも思えません。もっともらしい事を書いていますがサンバーがオイル漏れをすると言うのは事実ですし、他の軽貨物と比べたところであまり意味はありません。サンバーはサンバーですから目の前の問題に取り組むとしましょう。と言う訳で私のサンバーも今回オイル漏れ対策として、ディストリビューターOリングを交換しました。毎度のことながらF氏にお願いしました。場所的には後方から見てエンジン左手側のイグニッションコイルコイルの右側になります。ちょうど写真の中央部分の奥にあるものです。ここが漏れますと下側のマフラーの遮熱板にオイルが垂れて焦げた臭いにおいがします。私のサンバーも少し焦げた痕跡がありました。今は一応拭いてあります。他にも後方から見てエンジン右側のタイミングベルト付近にも漏れている形跡がありますが、こちらもぼちぼち様子を見ながらですかね。何にせよ無事に車検が取得できましたから、また2年間は元気に走って頂ける事を願っています。車検ついでに古い車ですとヘッドライトのロービーム問題があります。車検時にヘッドライトの測定をロービームですると言うやつでして、古い車ですと光量や照らす範囲の問題で車検に通らないと言うやつです。まあまあ、これがかなりの問題でしてかなり苦労していると言う話をよく聞きます。今までも猶予期間だったのですが、ここに来て更に2年間の猶予期間が決まったそうです。決めたは良いが現実を考慮していないので、実行に移すと問題が大きすぎてとてもそんな事は出来ないとなってしまった様です。出来なければ止めれば良いのですが、一度決まった事を取り消す事も出来ない。だから取り敢えず延期と言う結果になった見たいですね。まあ、2年あれば誰かが良い方法を考えてくれるでしょう。