シルヴェスター・スタローンについて語りたい2
今回は大ヒットシリーズ以外の作品から、俳優シルヴェスター・スタローンに迫りたいと思います。
と言う訳で、Wikipediaで出演作のリストを見て見ます。
思っていたよりも見ています。
ですが全く知らない作品も多くあります。
興行的に完全な失敗作は、日本未公開ですしテレビでもやりません。
当然ながら動画配信サービスにも対応していません。
私が映画館やテレビなどで見たと言いますか、日本在住の私が知っている時点で、そこそこヒットの作品となる訳です。
出演作のリストを見ながら、作品を思い出して考えて見ても、つまらなかった見るに耐えないと言う作品はありません。
森羅万象すべての事に、文句を言う事を生き甲斐にしている私としては非常にまれです。
面白さが安定しています。
その中でもこれはちょっとと思う作品を紹介してみます。
いや、面白いんですよ。
まあ、あえてと言う感じです。
1986年公開『コブラ』
狂信的な連続殺人グループを追う、アウトローな刑事と言う役です。
何回も見ているのですが、あらすじを読んでも内容が思い出せません。
でっかいサングラスに無精髭を生やしたアウトロースタイルは、いまいちスタローン氏には似合いません。
あと、指出し手袋もです。
僕の記憶にあるのはそれくらいです。
あと、この映画でレーザーサイトと言うのを初めて知った様な気がします。
モデルガンでコブラモデルと言うのが発売されていた気がします。
困りました初っぱなから、俳優スタローン氏にまったく迫っていません。
1994年公開『スペシャリスト』
元CIAの特殊工作員と言う役なのですが、とても元諜報機関の人には見えません。
目立ちまくりです。
美女に頼まれて、知らない人を爆殺するという暴挙をします。
しかしこの映画はシルヴェスター・スタローンには非常に珍しく、かなりきわどい濡れ場があります。
正直に言って、この映画一番の見せ場です。
俳優スタローン氏に迫るはずが、スタローン氏のデリケートゾーンに迫ってしまいました。
うん、何となく近付いてきたぞ!
1995年公開『ジャッジ・ドレッド』
原作の方はよく知らないのですが、映画から読み解くに主人公は遺伝子操作されたクローン人間で、優れた知能と肉体を与えられた言わば超人とも言える存在のはずなのですが、どう見てもマッチョなおじさんです。
人間臭いスタローン氏にはこう言った設定のヒーローは向きません。
ある日牛1000頭分の能力を宿した『スーパー牧場主』とか、大型トレーラーの力を手に入れた『ハイパートラック野郎』とかがスタローン氏には似合います。
1997年公開『コップランド』
アクション要素皆無です。
太った冴えない中年警官を熱演しております。
スタローン氏の演技力の高さが際立っています。
良い作品だと思います。
前年公開の『デイライト』でアクション卒業宣言をしていましたので、これからは監督や脚本等をやりながら、主役ではなくても演技派の仕事にシフトするのかと思いきや、結果として王道アクション俳優に戻って来ました。
いやいや、良かったんですけどね。
本人に手応えがなかったのか、三度目の結婚でお金が必要だったのか、理由は本人のみぞ知ると言う事ですね。
俳優と言う人気商売である以上は、自分の行動や生き方のすべてを自分で決められる訳ではありません。
それはトップスターでも例外ではないのでしょう。
こうなっら、スタローン氏には生涯アクション現役を目指して欲しいですね。
今回の企画はお読みになってる方は分かりませんが、書いてる自分は楽しいです。
ランボーの駐車場係にもなれないと、不満をぶちまけるシーンの物真似が私の十八番でした。
尚、これらの内容は個人の意見と感想です。
過去、現在、未来のいつ如何なる空間の人や物やエネルギー生命体や精神生命体の、名誉や尊厳や権利を侵害する意図は御座いません。
また、これを書くにあたって、出演作を見直すという事はめんどくさいのでしていません。
内容に誤りがあってもご勘弁下さい。