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ある日ぼくがいた場所

私は・・・ (その2)

私は・・・  (その2)


私はきれいな目をした女の人が好きだ。
私は耳に心地よい声の女の人が好きだ。
 瞳にも声にも、その人の内側が現れるから。

私は女の人の髪の毛の感触が好きだ。
 長いか短いかはどちらでも良い。
  長いしなやかな髪に鼻をうずめて香りを嗅ぐのも
  短いつんつんとした毛の端にうなじを刺激されるのも
   どちらもゾクゾク来るので好きだ。

私は女の人の外見を気にしないわけではない。
私はその女の人が誰かに似てるとか似てないとかは全く興味無いし
私はその女の人の胸の大きさよりは顔に目がいく。
 いや見事な膨らみとか谷間であれば当然目がいくこともあろうが
  男だし
   しかしやはり顔
    そして目を覗き込む。

私はそんな私の視線を避けずに見つめ返してくれる女の人が好きだ。
 ご想像の通り、滅多にいないけど。

私は誰か自分の好きになった女の人に自分の事を好きだと言ってもらえたら
 本当に好きになってもらえたら
  死ねる
   と思っていた時期があった。
 しかしそんな相手に本当にめぐり合えて
  その望んでいた言葉を聞けた時
私は見出した。
 そんな言葉くらいで死ねるわけはなく、
  もっともっと彼女のことが
   欲しい、と。


私は結婚がゴールだとは思っていない。
 だが一時期焦りを感じた事があって
私は結婚相談所の資料を取り寄せた事がある。
 単純な出会い系でない出会いを求めて。
  その資料は「結婚が全て」というトーンで染まっていたので
私はその資料を捨て、フォローアップのしつこい電話も無視し続けた。

私は20歳の時、24歳の彼女と
 何回もくっついたり別れたりを繰り返しつつ
  3回ほど結婚の約束をした事がある。
   しかし結局は一度もせずに終わった。

 今思えば
私はまだ幼かったし自立すらしていなかったのだから
 それで良かったのだろうと今では思っている。


私はそれから後も何度か恋もし
私はその内の何人かとはデートもし
私はその内の何人かとは夜を共にした。


私はまだ独り身だが
私はもう焦ってはいない。
 少なくとも
  そう虚勢を張れるくらいには。



私は信じている。
 出会うべきには
  いつか
   出会うと。







20個の私は・・・ ×5の詩のその二
2004/10/1 著


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