なんかもういろいろコメントするのも疲れるくらいなんで、参考記事のリンクから。
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経済合理性に偏らない経済って何?(Baatarismさん)
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新政権雑感あれこれ(害債さん)
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「民から官へ」の逆転が始まった(池田信夫さん)
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元大蔵事務次官斎藤次郎・日本郵政社長(極東ブログさん)
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鳩山首相所信表明演説の方針「経済合理性に偏らない経済の実現」ってフラグだろ!(Mchanさん)
結論から言ってしまえば、Mchanさんの書かれているのが鳩山の意図するところなんだろうけどさ、一点だけ、強調しておきたい。
全てを救うことなどできない。
鳩山がやろうとしているのは、論より情の政治だ。
ドラマの中で登場人物なら吐いていい言葉でも、
現実の政治の最高責任者が論を捨てて良いわけがない。ましてや合理性を否定していいわけもない。
溺れている人を溺れている人は助けられない。
溺れている人を助けられるのは、溺れていない人ではない。
溺れている人を助けても溺れない能力を持っている人だけだ。
情の政治の聞こえはいいかも知れないが、絶対に持続性は無い。
なぜか?
Aさんは税金を払わなくてもいいけど、Bさんは払わなくてはならない。
その区分が明確でない"情"だけで左右されて国家運営が立ち行くわけも無い。
『義』という言葉を振りかざすのも大好きな首相だが、政治において最も重んずべき義を最も軽はずみに扱っているように感じてならない。