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カテゴリ:日記のようなもの
政治や社会にいろいろあったんですが、ツイッタですらつぶやかない日もあったりで、ブログ日記はなおの事野ざらしになってましたね。
最近、久方ぶりにこれはと思うブログを見つけたのでそちらからご紹介しておきます。 ガメ・オベールの日本語練習帳v_大庭亀夫の休日 http://gamayauber1001.wordpress.com/ 日本にも縁が深く長く住んでいた事もあるNZの方、らしいのですが、まぁどこの誰だとしても、大事なのは語っているその内容だけなので。 ツイッタでの発言を含めてその全てに同感するワケでも無いのですが、一読の価値はあるブログかと思われます。 飯に呼ばれたのでちと中断。 ・ ・ ・ 飯戻り。 で、です。 自民党は安倍を再選した事で、しかも党員票の結果に反してまで選んだ事で、体質が何も変わってない事を示しました。 野田は、まぁ、身内に追い込まれる前に決断した事で傷を最小限に留めようと努力はしてるみたいですが、野党落ちは免れないでしょう。 維新は、みんなとの連合も不十分だし、石原の年齢とかキャラクターの限界もあって、伸び悩むでしょうね。比例である程度稼げたとしても、比例の議席が水物だというのは、なんちゃらチルドレンだとかガールズだとか何だかの類が類証してます。 その他有象無象はさておき、原発意地or廃止なんてのもさておき、今後の選挙で国民の側が忘れてはならない事がいくつかあります。 それは、最終的な責任を負い対価を支払うのは、国民自身しかいないという事。 さらに、国民は政治家からお願いされる立場にはまったくもっていないという事。 いくら政治家を議員辞職に追い込もうが、省庁の規模を縮小したり予算を削ったりしようが、例えば福島の土地から原発事故の影響から全快する事はありません。 私はだまされた。と被害者の立場に自分を置く事も、自己憐憫以外の役には立ちません。 役人は専門家のふりして結局は何も知らず役立たずだったなんてのも今さらですしね。いわんや政治家をや。 反原発を旗印に政治家生命を延命しようとしている有象無象連中がまだいたりしますが、相手にしないであげて下さい。困るのは最終的にあなた自身であり、あなたと同じ選挙区に住む他の誰かであり、全体で見れば以下略です。 あと、領土問題について。 自分の職場の同僚とかも含めて、日本社会が、自分が今までに見たことないくらい韓国や中国に対して辛辣になってきてるように感じます。 でもね、混ぜるべきでない議論は、決して混ぜるべきではありません。 韓国・中国企業の製品の品質や信頼性と、領土問題は関係ありません。 韓国・中国企業の製品を使っていたら非国民とか、有り得ませんから。 国交など全ての関係を断絶して日本がやっていけるとか、自分の影響力を増したいだけの人の意見に耳を貸したり票を投じたりしてはいけません。 韓国人だからこうだとか、中国人だからああだとか、決めつけは絶対的に自分達の首を絞めます。 日本人だから彼らより絶対的に人間的に上位の存在であると思い込むのは、人種差別と完全に同種の狂気でしかない事を認識し直して下さい。 竹島や尖閣諸島が日本の領土であると主張する事と、韓国や中国やその国の人々を見下したり軽蔑したりする事とは、全くつながりを持ちません。 私は同様に、韓国や中国の方が日本より優れているとか上位の存在だとも思っていませんし、領土問題でも特に譲るべき理由は見出せていませんが、差別の土壌を積極的に見出そうとしている雰囲気には危ない物を感じています。 それともう一つ。 日本で認められていないから世界でも認められていないだろうと思い込むのは、単なる思い込みに過ぎません。そうであったらいいなという幻想にしか過ぎません。 韓国製品が日本製品に決定的に劣っているから日本では売れないのだ、と思い込むのは日本人の勝手です。が、もしそうなのであれば、なぜ日本家電は世界中で惨敗続きなのでしょうか?技術のダンピング云々だけであればかつて日本自身も通ってきた道であり、韓国企業なども厳しい価格競争にさらされているのは同じです。就職環境などはまだ日本の方がマシなんてのも時折目にしたりします。 政治は日本だけでなく、欧州もアメリカも中国も韓国もぐだぐだみたいです。どっちの方がマシなんて議論は意味がありません。正義に関する議論なんてのも不要です。 今求められているのは、どのような結果が求められているのか、という認識合わせだけです。 竹島や尖閣諸島を実力支配下に置く/置き続ける為に、戦争をも辞さない覚悟があるのかないのか。 原子力発電をあきらめる代わりに、不安定な原油価格に左右されるエネルギー事情と付き合って自腹を切る覚悟があるのかないのか。 政治家や官僚が頼れる存在でないとしたら、予算編成や税金の徴収方法や税率、社会保障の在り方などを含めて、社会を自分達自身で切り盛りしていけるだけの覚悟と才覚があるのかないのか。 具体的な一例を挙げるなら、沖縄の基地問題。米軍基地を全て県外へという意見と、領海を脅かす中国に毅然とした態度をという意見は一致しません。真逆です。演習を外交的配慮で取り止めるとか、自殺行為です。 日本国政府に愛想を尽かした沖縄県が独立を果たしたとしましょう。 そして彼らの主張通り、米軍をその領土から追い出したとしましょう。 国連がどう騒ごうが、中国に進駐支配されてオシマイです。米軍が使っていた基地は中国に転用されて、兵士達による犯罪云々は、少なくとも以前より低いレベルに留まる可能性は低いでしょう。 自分の身は自分で守る、が独立国としてのほぼ最低の矜持です。 が、それが自分だけで達成できないのだとしたら、次善の策を取らざるを得ません。 沖縄県が実際的に独立を目指し、自主防衛能力も実現するとしたら、核攻撃能力は必須となるでしょう。ミサイル防御システムなんて高額な物は構築・維持できませんから、原子力潜水艦などからの報復能力だけは完備する必要があるでしょうね。 それが、米軍を追い出し、独立を勝ち取る前と比べて、結果として望ましい状況になるでしょうか? 沖縄が核攻撃・報復能力を持つ事は絶対的に韓国をも刺激し、その後の状況は現在よりよほど酷い物になる可能性があります。 市民税を引き下げれば云々てバカげた主張で地域政党の名乗りを上げた連中が名古屋にいました。(参考記事:河村の『減税日本』が詐欺集団でしかないという簡単な証明 )そこが郵政民営化の巻き戻しを主張し自分達とは関係の無い所で実現してしまったのに解党してないバカげた連中と結託したりしてます。 有象無象がくっついた離れただなんてのは、どうでも良い話なんです。 見せかけの減税で、日本が抱える財政状況がどうにかなりますか? 反TPPで鎖国でもするんですか? 脱原発で高額なエネルギー料金と付き合っていくとしても、これだけを政策主張にする事は国政政党として有り得ません。全部の原発が停止し再稼働しないと決められたら解党するんですか?それで他の全ての問題は知らんぷりで放置するのでしょうか? おそらく、自民は単独過半数は取れないでしょう。公明と合わせても足りないくらいかぎりぎりくらいか。 民主と第3極というか維新が連立を組むという可能性は無きにしもあらずですが、準備不足でかつみんなとの合流も果たせなかった維新が50議席を超えてくらいがせいぜいとすると、選挙後の政局が現在よりも安定的になると見るのは楽観的過ぎると思われます。 次の選挙で私が望むのは、役目を終えた有象無象が可能な限り表舞台から姿を消してくれる事くらいですかね。 それではまたです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.28 01:02:26
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