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これは、どうすれば幽霊が見えるようになるかといった記事ではありません。
単純に、幽霊が見える人と見えない人が同時に存在している状況を説明できる理屈について考えてみた記事です。 幽霊は、論理的(Logical)な存在であり、その在り方は極めてデジタルな存在に近しいと考えられます。 幽霊を否定する理屈は下記の様なものでしょう。 ・誰にでも見えるわけではない ・誰にでも触(ふ)れられるわけではない ・見えない、触れられない、すなわちそこに存在しているかどうか確かめられない。故に存在を証明できない。 科学的な計測装置などでも検出できない、といったのもあるかも知れません。写真やビデオなどの映像装置の記録はこの際省いてしまって全く問題ありません。 まず、見えないから存在しない、の考え方についてです。 コンピューターやネットワーク上に置かれているデータ(電子情報)を考えて下さい。 Aさんにはコンピュータやネットワーク上の同一ディレクトリ(階層)上にある特定のデータが見えて、Bさんには見えないという状況は、日常的に発生しています。 幽霊の見える人見えない人の違いの根本は、正に全く同一の理屈(Logic)上に成り立っています。 つまり、設定と権限の違いです。 例えばWindowsには隠しフォルダという設定があり、システム的にユーザーの目に触れさせたくない場合、表示されないようになっています。 表示されないように設定されている場合、全く同じ場所を見ても、見る事も出来ず、触る事も出来ません。 会社の環境設定などによって、ユーザーが一切のシステム的な変更が出来ないように権限設定がされている場合、隠しフォルダを表示するように設定を変更する事も出来ません。 生きている人間には、おそらく死んでからもですが、その設定を変更する権限が与えられていません。それは人間がいつどこで生まれるか、自殺しない限りいつどこで死ぬか、全く選べないようになっているのと同列の設定だと想われます。 しかし例えばファイルシステムであれば、全体の容量と、AさんとBさんに見えるフォルダの容量合計の差から、Bさんには見えないけれども存在している物が計測できるではないか、という意見も出るでしょう。 科学的計測という意味であれば、将来的には何らかの形で計測されるようになるでしょう。過去の理論や計測手段では存在を確認出来なかったものなど多数存在します。宇宙(放射)線や反物質が例に挙げられますし、宇宙の大半を満たしていると言われているダークマターも将来的には計測されるかも知れません。 今、目に見えないから、手で触れられないから、或いは計測できないから、だから存在しない、というのは全く論理的でも科学的でもありません。トンデモ科学の常套文句かも知れませんが、日本で身近になってしまった放射性物質が一番判りやすい例かも知れませんね。 幽霊が見える人と見えない人の間の違いは、設定と権限の違いにより生じています。それらは肉体的な視神経の状態や構造の違いなどには依存しておらず、昨日の記事でも触れた『魂』、肉体とは層(Layer)を異にする存在にでも設定されているのでしょう。 人間には触れられない魂に、様々なパラメーターを施す存在を認める事は、一般的には宗教的な行為として受け取られてしまうでしょう。しかし私は単純な理屈として受け止めているだけです。 昨日の記事の末尾で触れた夢で死体が埋められた場所を伝えられた人は、別に幽霊が見えるわけではない、と言っていたように記憶しています。(覚え違いかも知れませんが) これも、インターネット通信技術などと同列に考えられます。同一のサーバー配下に存在するクライアントコンピューター群でも、一斉に送られた情報やパケットを受け取れるかどうかは、その宛先に自分が含まれていたかどうかや、対象の情報を受け取る為のポートが開かれているかどうかに依ったりします。 全くデジタルでロジカルな仕組みに過ぎません。 自分には届いていないから送られていない、というのは現象の報告としてはあり得ても、情報そのものが送られたという事実を否定するには十分でありません。 人間には、各ユーザーや端末上の動きを制御するネットワーク管理者の権限が与えられていないので、各ユーザーの権限設定を変更したり、そのネットワークのトラフィックログを確かめる事も出来ない。 単純に、そういった理屈の上で、幽霊の見える人と見えない人とが存在しているのだと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.08 08:15:45
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