子宮内膜症 ***原因と予防***
*** 子宮内膜症の原因と予防 ***※注意書き※医療に関しては、素人ですので、体験談および個人的な感想としてご覧ください。更年期治療などの情報についてはホーム画面にリンクを貼ってあります。24歳のとき子宮内膜症を発症して、卵巣チョコレート脳腫で2回開腹手術を受けました。しかし手術後、生理を止めるピルやリュープリンなどの治療をしてもかならず再発し、毎月つらい生理痛や貧血に悩まされる日々でした。でも現在は閉経して、女性ホルモンの補充療法を受けていますが、チョコレート脳腫の卵巣が膨れ上がる症状は落ち着いています。生理痛がつらかった頃は、卵巣の大きさが8センチだったのですが現在は2センチくらいです。さて、閉経して自分の卵巣機能がまったく働かない状態で女性ホルモンの補充療法を受けてみると、子宮内膜症の原因とは2種類ある女性ホルモンのうち、エストロゲン過多だったことが良くわかります。なぜ子宮内膜症だった時にそれがわからなかったか?というのは、日本が女性の医療に関しては遅れているから…といった所でしょうか。最近は国が女性を働かせようとしているので、だいぶ進歩してきていますし、海外からの情報も得やすくはなっているのですが、更年期治療をしている女性が日本で1.5パーセントしかいないことを考えると納得して頂ける答えなのではないかと思います。思い返してみると、私が子宮内膜症を発症したのは、システムを作る仕事をバリバリとやりだした頃でした。ストレスは脳の下垂体を困惑させ、過剰にエストロゲンを放出してしまいます。今思えば、ストレスがない生活を送るなんてことは出来ませんが、気を付けることはできたと思います。で、現在といえば、2種類の女性ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンを別々に、使用上限量のなかで、自分の身体にあう量を補充しているおかげで、子宮内膜症が悪化することがなくなりました。子宮内膜症の治療といえば、ピルを飲む、あとは高額な黄体ホルモン剤を飲むというのが最近の主流のようです。自分の身体にあった量ではなく、医師に処方された避妊するための量と同じ量の黄体ホルモンを摂取する方法です。これでは、副作用が強く、続けられなくなるのも当たり前です。海外では黄体ホルモンのクリームが販売されていて、自分の身体にあった量を補充することができます(ちなみに日本でも個人輸入できますし、個人で使う分には違法ではありません)。日本だって、安い黄体ホルモン剤としてはデュファストンという婦人科でもらえる錠剤もありますし、その錠剤を割って飲むという事もできると思いますが、なぜかそれを処方して、推奨する医師はいないようです(大学病院で実際に避妊する量を無理やり処方され、強要された経験があります)。なので日本では女性の為の医療は、相変わらず進んでいない……と私は思うのです。