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テーマ:恋愛について(2607)
カテゴリ:恋愛問題
「30代独身女に掘り出し物はあるのか?」と聞かれりゃ、
いっぱいいるよっ! って答えるさ。 急ではあったが、 庶務のマリコちゃんの「マリコ的オススメな独身男性」をリコに紹介しもらうことになった。 彼の名は、「ノサカさん」 リコの一つ年上、36才。 少々割腹はいいものの、目鼻立ちハッキリしたタイプでなかなかリコの好きな顔立ちだった。 第一印象は◎。 ノサカさんとは今年のGWに、やっぱりマリコちゃん主催の「三十路独身女を救う会」とでもタイトルがつきそうな「潮干狩り」に参加した時に、顔を合わせたのが最初だった。 マリコちゃん一押しの「ノサカさん」 その一押しの理由とは・・・ ・小奇麗にしている。 ・私服のセンスがいい。 ・趣味がいい。 ・気が利く。 ・優しい。 ・・・のだそう。 なのに、なぜ彼女がいない? 結婚しない? 「ノサカさんは、積極的じゃないし、でも気楽に話せるタイプだから友達で終わっちゃうんだよね」と7才下のマリコちゃんにこう分析されているノサカ氏。 しかし、リコは別ルートで「ノサカさんについて」の話をいくつか耳にしたことがあった。 一つめは、庶務のナミちゃんが曖昧なカンケイの男について悩んでいた時のお酒の席で、寄った勢いでその「男」の正体をリコに明かしてくれたことがあった。 その正体は・・ノサカさんだった。 「積極的でない」結果が、せっかちなナミちゃんの「答え」を急がせた感が強い。 そして、二つめは、ノサカさん参加の合コンに参加予定だった会社の女の子が「ノサカさんが来る」ことを直前に知って、気まずそうに帰ってしまったというのだ。 幹事曰く「あれはただならぬ仲」と見抜いたらしいが。 どちらにせよ、コトの真相はよくわからないが、ノサカさんは多分オンナには困ってないのだろう。 3人でたらふく飲んで食べて、お会計はノサカさんが済ませ、リコ、マリコちゃんからは1000円ずつしか徴収しない。こういうサクッとした行動一つとっても「オンナには困ってない」というのが、「ノサカさん」の感想だった。 帰り道、ミスドでポンデリングを5個買い、一つは袋を別にしてもらうと、ポンデリングをまだ食べたことがないというノサカさんにその袋を渡し、今日の「お礼」の気持ちを表してみる。 彼とは家も近所ということもあり、とりあえずは「またゴハンにでも行きましょう」ということで、別れた。 結局、30代半ばの独身男性と言ったら ・オンナには困らない ・オンナには全くモテない この両極端のタイプがほとんどを占めるように思う。 これって、偏見? いわゆる「オンナにそこそこモテる」層がほとんど片付き、 上位と最下位層が残ってくるという結果。 この「そこそこモテる」が希少価値高くなってくるこの年代。 また機会があれば、もちろん食事にでも飲みにでもドライブにでも 彼とは問題なく行くだろう。 しかし、やはり幾つになっても「傷つきたくない」のは同じで、今一歩積極的になれないリコが居るのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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