皮

　あくまで個人の嗜好ですが、ワシは、りんごの皮はむいて食べる。その方が、おいしいと思う。皮をむくのが面倒だと思うときは、いっそ食べない、ということも有り得る。（りんごしか食べ物が無くて面倒くさかったら、食べるに違いない）　ワシは小さい頃からりんごの皮をむいて（もらって）食べて育ってきたし、昔から日本にはそういう習慣があったはず。それはきっと、子供も美味しく食べやすい、という考えがあったのではいのかな。硬い皮のない方が食べやすい、おいしい、と感じる方が素直な感覚ではないかな。　もちろん、皮をむいてなくてもりんごは食べるし、美味しいとは思うし、そういう人の言うことを別に否定するつもりも無く、ラーメンの好き嫌いがそれぞれあるのと同じで、味や食感については好みの問題、に違いない。　でも、「皮に栄養がある」という話はどうなのよ、と思ったりもするのだ。　その、たま～にしか食べない食べ物の、その薄い皮に含まれる、ほんのちょっとのなんだか判らない栄養って・・？と思う。なんとなく、あるある的風味が漂う。ワシ個人的には、その良くわからん微々たる栄養はあてにならないので、それよりも日々の食生活や運動やサプリメントに気を配った方がいいのでは・・と思ったりする・・よ（個人的見解）。　　あと、食物のいわゆる「皮」で気になるのは、残留農薬、の類の話。　メタミドホスだかジクロルボスというヨクワカランものが話題になっているけど、日本で使用が認められているかいないか、と、量の多いか少ないか、ということで、現在日本で手に入るほとんどの農作物にはなんかかんかの農薬を使用しているはず。でなきゃ、あの価格で野菜が買えるわけが無い。　いくら決められた農薬を決められた量使用したといっても、農薬が残留していないとは言えない。特に皮は、なんか付いてそう。なので、きれいに水洗いして食べるのが大原則。　子供には、できるだけ摂って欲しくないなー。　「モッタイナイ」と思う方、ゴミを減らしたい方は、きっと皮まで食べる。きっとそういう方は、身銭を切って、ちょっとお高い旅をしていない、オーガニックや無農薬のものを考えて選んでいる人たちだろう。ワシはそこまでの強い信念はない(^.^)　そんなわけで、りんごの皮をむく、むかないは個人の考えでいいでしょうか。