ねんがらねんじゅうR

2009/06/18(木)21:09

すこし?違うシャカリキ

マンガ・TV(55)

 シャカリキ!(劇場版 2008年)を見た。 自転車青春娯楽映画として、楽しく見れた。こんなに自転車が映る映画もなかなかない。 まーちょっと違ったけど、一応シャカリキ!なので、テルもユタも鳩村も由多監督(原田泰造!)も出てる。永田ちゃんはイメージとは違うがかわいかった。マツは、原作と名前まで変えられていて(松任谷→松平)、「将軍」と呼ばれていた。・・・やっぱり不憫なキャラだ。 シャカリキ!読者としては、ツッコミどころ満載だけど、コミックのボリュームを2時間では再現できないし、いちいちロードレースや自転車の説明をしてたら、話なんてわからんようになるし、説明なしでは、世の中のほとんどを占める自転車乗らないピーポーにはさっぱり理解できない。    小説や連載マンガなど、ある程度ボリュームがあるマニアックな世界を、数十分で伝わるように一般のお客さんにわかりやすいように脚色演出すると、コアなファンにしたら不満もあろうが、しょうがないんじゃなかろか。デビルマンもかなり不評だったな。剱岳 点の記 も少~しそんな感じが・・・。 偉大な原作を、そのまま映像化するのは難しいんだろな、と最近思うようになった。観る方にはそれぞれ思い込みや思い入れがあるだろうし。万人むけに楽しく作るのもまた大事だとも思う。 思い入れのある原作の映像化作品。期待外れでショックを受けたことも数知れず?    原作を少し忘れて娯楽として楽しんだ方が吉。 シャカリキ!面白かったです。    そういえば、ランス・アームストロングの半生が映画化される・・のかな。 原作はもちろん「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく(It's not about the bike)」。   キャスティングの案ではアームストロングの役はマット・ディモンという声が挙がっていたそうです。 なんとなく似てる? これも、実現するなら、観たい!

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