夢診断の日々

「給食を出してと頼んだ覚えはない。」と言って
給食費を払わない親がいるらしい。。。ってか多いらしい。
マジで・・・！？
よそでご飯たべさせてもらったら、お金払うの当り前だよね？

私達が子供の頃、給食は出て当たり前だと思ってた。
もちろん、今でも当たり前なんだけど、それを親がお金払って
くれてたなんて思いもせず、嫌いなおかずを残したり
無理やり食べさせられたりと、食べなきゃいけないものだと
思わされていた。
牛乳だってタダじゃない。でも、今の多くの子供たちは
平気で残す。
昔、私の父親の頃は給食がなくて、お弁当を持参していたと
言っていた。でも、父親の家は貧乏だったので、
お弁当どころかご飯ももって行く事が出来なかったそうだ。
ふかした芋がある時はまだましで、水道で水をしこたま飲んで
お腹を膨らして教室に戻る事も多かったそうだ。
戦後、そんな子供たちにせめてお昼だけでも栄養を摂らせようと
始まったのが給食だ。
今ではそんな意味合いはなくなってしまったけど、
朝食抜き、夜はコンビニ弁当かカップラーメンなんて言う
食生活の子供たちの為にも、学校給食はやめられないなんて
まことしやかに語られている事もある。

それにしても、給食費を払えない訳ではないのに
払う気のない親たちは、自分の子供たちが肩身の狭い思いを
しているなんて想像もしないんだろうな。
そんな子供がかわいそうだからと、学校が肩代わりしたり
踏み倒されてる件数も相当数に上るのだから、
モラルの低い親の方をなんとかしなくては。
私達も、給食があって当たり前と思っていたのだから
「当たり前ではない」と言う心構えを持たせなくは
この問題は解決しないと思う。
スクールランチやチケット制にして、払えわない親は弁当を
持参させるなど、自分の子の食べたものは払うのが当り前と言う
教育を親にしなくてはならないのだ。こんな当たり前のことが
わからないなんて、親として恥ずかしい。子供に偉そうに
説教も出来ないじゃないか。

平和ボケして、権利ばかりを主張する日本人の
モラルの低さには閉口する事が多い。
同時に、自分もそんな社会にもたれかかっていないかどうか
再確認する必要があると考えさせられた。