カテゴリ:日本の家族・日本時代
心臓が思わずバクバクしてしまった記事があった。
呼び名で分かる:地域編 出身地を推測できる「ばんそうこう」 である。 私の出身は札幌だが、この記事によると北海道は「サビオ」エリアとなっている。 そう!父も母も「ばんそうこう」のことを「サビオ」と呼んでいたし、 かすかな記憶の中にも「サビオ」とかかれた商品があったような気もする。 それで両親だけではなく、姉も妹も「サビオ」と言っていたと思うけど、 どーも私的には明治生まれのじいさんやばあさんが「ハイカラだ」なんて言っているような、 妙に古い外来語を得意そうに使っている年寄り丸出しくさい印象があって、 私はなんだかこの「サビオ」という言い方がむず痒く、 小学生くらいの時には「ばんそうこう」と言うようになっていた。 そんな多感な年頃の頃、ある友人(お父さん札幌、お母さん京都出身)に 「ばんそうこうちょうだいー」 と言ったのだが、 「ばんそうこうって何ー?(その言い方変じゃない?というニュアンス) カットバンでしょー」 と言い返され、ちょっぴりそのことがトラウマになり それ以来、怪我をした時には小さめの声で控えめに 「カットバン下さい」 と自信なさ気に言うようになったのだ。 今韓国に住んで、姑がテーピングのようなものを傷に貼るのだが、 それを 「パンチャンコ」(ばんそうこうの韓国語読み?) と呼ぶので、夫に向かって 「パンチャンコある?」 なんて聞くと、夫は 「パンチャンコじゃなくて、ベイルベンドゥだろー」 とこれまた夫も、あたかも過去の古傷にマキロン(これも商品名だろ!)を 塗りつけるようなことを言う。 >「赤ちゃんの夜泣き薬」 はやっぱり「宇津救命丸」だったけど、韓国に来て見ると西日本での商品名 「奇応丸」(キウンファンですか?)だったとかそんな驚きもあった。 コーヒーに入れるミルクは最初は「スジャータ」(商品名)と 呼んでいたことが懐かしく思い出されるのであった。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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