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韓国同居暮らしと日本語教師

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2006年12月11日
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カテゴリ:料理・食べ物
 アレルギーある人いますか?

 私は小さい頃からアトピーで、小学生の時アレルギー反応検査を
したことがあった。

 一週間、牛乳、卵、大豆製品を抜き、血を採って検査するものだと
思ったけど、その一週間の間、本当に食べるものがなくてすごく
困った記憶がある。

 卵には魚卵なども含まれ、豚肉はどうだったか定かではないが、
牛肉・鶏肉は駄目、大豆製品が駄目なので醤油や豆腐、味噌・納豆も
駄目ってことになると、本当に食べるものに苦労する。

 安心して食べられるものと言えば、米と塩と野菜くらいなもので、
大豆が駄目だから基本的に油とかも駄目だったと思う。

 皆が出前の醤油ラーメンとかすすってる脇で、
ひとりご飯と塩と何かで食事を惨めに済ませたこともあった。

 その検査の結果、多少卵にアレルギー反応は出るものの、
食物が直接の原因になって起きるアトピーではないということが
わかっただけであった。


 その後20代になって、牛乳にきな粉を混ぜて一日コップ3杯ほど
飲むようになってアトピーが悪化し、牛乳を飲みすぎると
アトピーがひどくなることはわかったものの、
特別牛乳をたくさん飲まなければ特別アレルギー反応などがない
健康な体で、その上食べる量はそれほど多くはないものの、
好き嫌いをせず大抵のものはおいしく食べる
周りから喜ばれるタイプの人間であったのだ。

 まあ、食べ物に好き嫌いがあるのは別に駄目なことだとは
思わないけれど、我が家の義弟の奥さんは鶏肉が食べられないそうで、
旧正月の餃子スープや祭祀の時の鶏のスープが飲めなかったりする。

 姑としてもスープを牛肉に代えてみたりなど神経を使うので、
そうなるとそんなに私のようにえり好みしないで
何を出されてもそれなりに食べる人間は
喜ばれ、気分がいいということになるのだ。


 一応それが私の長所であり、自慢でもあったのであるが、
どうも近年「これが駄目」というものが出来てしまった。

 私は2000年3月から韓国に住んでいるけれど、
韓国に来た当初、「プサンの方が漬けたキムチ」を
ご馳走になったことがある。

 韓国と言えばキムチだけれど、地方によって入れるものが
色々であり、プサン方面のキムチには牡蠣などの魚介類も
ふんだんに入っているようで、大変深みがありおいしい。

 あまりのおいしさにその時はキムチだけでご飯を2膳食べた
記憶がある。


 その時はなんでもなかったのであるが、次に結婚式に参加して
生牡蠣を食べたが、その後胃がキューと痛くなって苦しんだ。

 その次にあるお宅でこれまた牡蠣をご馳走になった。

 普通韓国では酢の入ったコチュジャン
で刺身などを食べるのであるが、
私は日本人なので酢醤油でおいしく食べたが、やっぱりその後
胃がキューと痛くなり苦労した。


 それから一、二年経ったある日、義姉さん1夫婦が

「私の為に」

といい、貝殻に入ったままの牡蠣をたくさん買ってきて、
外で炭焼きにして皆で食べようと言う。

 その時は私の中で「牡蠣を食べるとお腹が痛くなる」
ということが分かってきた時だったけれど、
味は好きだし断りづらかったので食べたが、
やっぱり案の定お腹が痛くなった。


 そこで本当に懲りてやめればいいものを、
日本に帰国した時に母がシーフードパスタを注文したものの、
量が多くそれを残し、食い意地が張っていた私は
牡蠣を食べるとお腹が痛くなることが分かりつつも
平らげてしまったことがある。

 その晩は韓国に戻る日の前日であり、
(明日はもう韓国に戻るので、ってことでパスタを食べに行ったのだった)
夜中お腹が痛くなって身もだえしたバカ者の私であった。

 次の日飛行機に乗れないのでは?と本気で焦りました。


 残念ながら「牡蠣アレルギー」ということで、
出されたものは一応断ることなく何でも食べる気持ちのいい人間、
という輝かしい実績がなくなってしまって非常に悔しいのである。

 しかも今回日本に帰国した時、貝好きである長男の為に
母が「ホヤ貝のスープ」を作ってくれたのであるが、
それを食べた後も同じように胃が痛くなり、とうとう

「貝類はお腹が痛くなるかもしれないので、食べません」

と言う様になってしまい、自分の意思に反してしまった体質を
恨むしかないのである。 


 またわが妹は、えび(たことかいかとか蟹もだったか)の
アレルギーであり、えびを食べると喉が痒くなるという。

 えびせんとかも駄目だったような気がする。

 これまた不幸にも嫁ぎ先が

「盆と正月など、祝いの時はえび、いか、蟹で祝う」

という家庭であるそうで、気の毒なことこの上ないのだ。

(しかも北海道の海辺の町という魚介類の豊富なところに住んでいる、
もったいないやつだ。妹は)


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Last updated  2006年12月11日 22時48分51秒
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