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朝一番に思っていたが、会場に到着したらお昼過ぎだった。
行列を覚悟していたのだが、すぐに入れた。 会場も混雑しておらず、じっくり見ることができた。 この会場では、作品の名札には開設は付いておらず、興味のある人は入り口でガイドブック(\100)を買うか、音声ガイド(\500)を借りるようになっているようだ。 前半の神話などを題材にした作品はちょっと苦手だが、後半の作品になると面白くなってきた。 今回の目玉、フェルメールの「画家のアトリエ」は一部屋をあてがわれて別格扱いだ。 以前、東京まで見に行った「恋文」がちょっと期待外れだったので、今回は力を入れずに見に来たのだが「フェルメールの最高傑作の一つ」と言われるだけあるすばらしい作品だ。 「天秤を持つ女」や「真珠の耳飾りの少女」が、ある瞬間を切り取った作品とすれば、こちらはその切り口がゆるやかな感じがする。 その他の作品もたっぷり楽しんで展示室を出ると、高級複製画が並んでいる。 ただ、実際に見た作品と複製画を比べると、やっぱり別物に見えてしまう。 テレビで見たり、写真で見ただけならわからないが、実物を見ると、その時の印象が強く記憶に残っていて、それと異なる部分は「別物」と認識してしまうからだろう。 暑い日中に2時間以上待って、建物の中も大混雑の熱気の中、押されるように入った部屋で見た「天秤を持つ女」は、もっと涼しげな作品に見えたし、「真珠の耳飾りの少女」も複製画では笑っているように見えない。 まあ、美術館の雰囲気に呑まれている、というのもあるのだけれども。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月25日 18時35分25秒
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