カテゴリ:雑学
イッセー尾形氏の演出家、森田雄三氏のワークショップ。 今回のテーマは、音色(ねいろ or おんしょく)でした。 楽器が個々に様々な音を持つように 個人も様々な音を内包していて、感情に応じた音で声を出力します。 感情&音色の不一致。 例えば、顔が怒っているのに、声が猫なで声とか 顔は笑っているのに、不気味な声とか そういうアンバランス感のなかから、何か異常なものを感じたり 思わず笑いを誘ったりします。 私にとって、演出家 森田雄三氏のイメージは 人間はどうして笑うのか? 何がおかしいのか? どうしてそういう音で喋るのか? その音の効果は何か? 常に、そういう眼で厳しく人間を観察している方です。 今回、ワークショップ受講して、少しだけ分かったこと。 それは、モンスターペアレントの世界観。 モンスターペアレントは一方的な要求をしているように見えるけど 実は、モンスターペアレントにとって、世間全体が敵であり 自分は常に被害者だという意識だということ。 自由であること、束縛されないこと、やりたいことを叶えること。 ありもしない絵にかいたような餅の絵を現実だと思い込まされて それが現実だと信じて、教育を受け、生きてきた方々。 当然、社会なんてものは、そんなに甘いわけはなくて あちこちで問題が起きてしまうのだけど 「自由な自分は素晴らしい」-長期間、その考え方を注入されたので、 間違っているのは自分ではなく、社会だと思っているのが モンスターペアレントのようです。 つまり、モンスターペアレントにとっては 世の中すべてがモンスター界であり、自分は常に犠牲者ってことね。 いままで出会ってきた多数のモンスターペアレントの発声法 喋る内容の分析、喋る時のポーズ、声質を、 私が森田雄三的に分析すると、そういう結果になりました。 今後、モンスターペアレントと遭遇したら 自分が被害者だと勝手に思い込んでいる人だという前提で 対応しなくちゃダメだということですね。 いつも応援ありがとうございます→人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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