二代目大家の日々。

離婚した元ダンナが亡くなったのは
東日本大震災が発生した年の3月末頃。

福岡市内在住のくせに
東京にいる私の妹家族の無事をスグに確認して
小場家に連絡した後、音信不通になりました。
翌4月、 マンションで孤独死が確認されました。

あれから2年。月日の経つのは早いものです。
元義理の弟から3回忌の連絡があったので参加しました。
元ダンナの弟2人と私、合計3人の小さな法事です。

二人の弟はどちらも病弱で入退院を繰り返しています。
元ダンナには不動産投資をさせていたので
思いのほか財産があったようで
その遺産で二人は働かなくても病院生活が送れるようです。

慣れない不動産投資で最初は戸惑っていた兄弟も
私に連絡を取りながら実務経験を積み重ねていきました。
今年の確定申告は自分達で作成したそうです。

「お姉さん、次回の7回忌も来ていただけますか？」
「いいわよ」
「じゃあ、よろしくお願いします」

元ダンナは、最初イヤイヤ不動産投資を始めました。
でも、お陰で病弱な二人も人様に頼らずに生きていけます。
よかったね。弟達が喜んでるよ。