汚泥肥料中のセシウム濃度1
震災被災地で生産させる汚泥肥料のセシウム濃度についてあちこちのHPで、かなり話題になっているようです。例えば、衆議院議員 河野太郎氏のブログ → コチラ被災地内で汚泥肥料を作って売っている企業は困っているだろうし消費者としては、安全なものを食べたい。少なくとも、未来のこどもたちに影響が出るものを流通させたくない!感情論ではなく、私なりに論点を整理してみました。安全な食品とは何か?まずは、これを考えてみました。世界中で経済より人命優先の考え方をしているのは、なんといっても欧州です。自分が電磁波過敏症なので、いろいろな国の考え方を学んだらやはり欧州の基準は人命最優先の思想で最も厳しかったので欧州が採用している農作物の輸入規制の基準を基本とします。農水省 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応 → コチラ特に「福島県内での原発事故に係る各国の輸入検査」に注目してみました。この表は → コチラこの表で欧州の基準値を見ると乳児用 Sr90(ストロンチウム):75、I-131(ヨウ素):150、Pr-239(プルトニウム):1、Cs-134,137(セシウム):400乳製品 Sr90:125、I-131:500、Pr-239:20、Cs-134,137:1000その他食品 Sr90:750、I-131:2000、Pr-239:80、Cs-134,137:1250液体の食品 Sr90:125、I-131:500、Pr-239:20、Cs-134,137:1000例えば、乳児用の表で Sr90:75 というのはストロンチウム90が75べクレル/kg ということになります。この欧州基準を満たした食品は安全であると定義します。この表を見て気がつくのは世間ではセシウムの値ばかり気にして論議しているけれどストロンチウム、ヨウ素、プルトニウムの値が重要だということ。日本国内で議論されることが少ない数値です。それで、ストロンチウム、ヨウ素、プルトニウムが人体にどういう影響があるのかを調べてみました。いつも応援ありがとうございます→人気blogランキング