あつぼんの親ばか*ハンドメイド日記

23日早朝、ずっと入院していた祖母が亡くなった…。78歳だった。
去年の暮れにすい臓に癌が見つかり、余命3か月と診断されていた祖母。
ずっと覚悟はしていたし、出産前は何度もお見舞いに行っていたけど、まだ正直実感が湧かないカンジで…。

うちは両親が共働きで、母も産後２か月から職場復帰していたので、年少で保育園に入るまでの４年弱、私は祖母に育ててもらったといっても過言ではなく、私は祖母にとって初孫ということもあって、自分で言うのもなんだけど3人いる孫の中でも一番可愛がってもらったと思う。
昨日、納棺のときに祖母の部屋に入ると、私の成人式のときの写真が額に入れて飾ってあって何だか気恥ずかしかった。
私自身も祖母が大好きだったし、途中からちょっと認知症気味になってしまった祖母の言うことも、ずっと本当のことだと思って聞いてきた。
今思うと、結構滅茶苦茶なことを言っていたと思うけど、それでも祖母の言うことが正しいしんじゃないかと、最後の最後まで思っていた私――。
心のどこかで、「誰か一人くらいばあちゃんの言うことを全面的に信用してあげる人がいてもいい」と思っていたのかもしれないけど…。

実家から遠く離れた場所にお嫁に行ってしまったので、普段なら祖母がこういう状態になってもなかなかお見舞いにも行けなかったと思うけど、今回はみどりたん出産のために里帰りしていたので、何回も病院に祖母の顔を見に行けたことが嬉しかった。
私の出産と重なってしまうかな、とみんな心配していたけど、産後３週間経って、私が葬儀に参列できるようになるまで待っていてくれたのかなぁ、とか考えたり…。
こんなことになるなら、みどりたんの写真だけでも病室に持っていってもらって見せたかったなぁ、と、昨日冷たくなった祖母にみどりたんを見せながら思った。

23日の夜中に連絡が来て、母も父も叔父も病院に駆けつけて、でも付き添っていた母たちですら、いつ息を引き取ったか分からなかったくらい、静かに眠るように天国にいったそう。
亡くなった祖母の顔を見ても本当に安らかで、ここ最近で一番いい顔をしていて、何だかホッとした。
結構波乱万丈な人生を送ってきた人だから、最後の最後で苦しまずにいけたのは、本当に何よりも良かったと思う。


今まで「死」という話題は何となくタブー視して、あかりたんにきちんと説明したことはなかったけど、この機会に説明してみた。
3歳児にはまだまだ難しかったのか、ちゃんと理解はしていないようだけど、お通夜も告別式も出歩いたり大声をあげることもなく、お利口にしていてくれて助かった。
生後3週間と少しで初めての外出がお通夜、告別式になってしまったみどりたんも、式の最中はスリングの中でずっと寝ていたり、起きていても大人しくしていてくれたので、こちらも助かった…。

ばあちゃん、ありがとう。
これからはゆっくりしてね。
天国のばあちゃんに心配かけないように、私も頑張ります。


暗い内容ですみません。自己満足日記なので、コメントはお気遣いなく…（苦笑）。
明日からはいつもの親バカ日記に戻ります。