どうやって…?
あーちゃんが言った。「ねぇ、ママぁ…」「ん?」「ママってさぁ…」「うん」「どうやって生きてきたの?」えっ…(◎_◎)そ、それは…?「どういう意味?」「だからさぁ、どうやって今まで生きてきたのぉ?」「・・・;」「どうやって、大きくなったのぉ?」「・・・;;」「あーちゃん、途中で死にたくないぃ…」「うん。そうだね。」「大きくなって、赤ちゃんほしい」「そっか。」「でも、ほしくても生まれるかどうかはわからないよ」「うん。どうして赤ちゃん欲しいの?」「だってさぁ…どんなふうに大きくなるのか、見たいもん」「ふうん…誰の赤ちゃんでもいいの?いーちゃんの赤ちゃんでも?」「え~…」「自分の赤ちゃんじゃなきゃダメ?」「うん。だって、見たいときにいつでも見られるじゃん」うん。途中で死ぬのは、イヤだよね。赤ちゃん、かわいいもんね。ちゃんと、やりたいこと、やりたいよね。でも、いつが途中か、わからないけどね。いつで最後なのか、わからないけどね。こんな哲学的な会話をあーちゃんと私がしている間、いーちゃんは、「これ、キレイ?(虫がいない?)」と私に見せながら、ずっと枝豆を食べていた…