3連勝
連戦続きで前半から明らかに疲弊が見られる鳥栖から、どんな形でもいいから、勝ち点3を得ることが唯一の目標となる試合。仙台は前半から鳥栖のサイドを何度もえぐり、攻め込みながら、シュートが少なく、イライラが募る。前半のシュート数は僅かに「2」。後半も攻め込む仙台だが、なかなか得点できない焦りからか、前がかりになって間延びした中盤を突かれ、度々カウンターを浴び危ないシーンも。60分にはCKから金がどフリーでヘッド・・・肝を冷やす。しかし、相手にはやはり連戦の疲れがあった。完全に足の止まり始め、イージーミスの見え始めた鳥栖に対し、70分過ぎから仙台は田ノ上、菅井の今季初?の2枚同時投入でさらに相手のサイドを徹底的に攻める。そして残り10分、萬代の投入。その交替出場の菅井&萬代がやってくれました。ロペスからのクロスを菅井が倒れこみながらダイレクトで折り返す。そこに詰めていたのは萬代!絶叫。雄叫び。欲しかった欲しかった勝ち点3。90分間走り続けた仙台、そして応援し続けたサポーター。昇格を目指す緊張感たっぷりの90分間を楽しんだ1戦だけに、喜びもひとしお。試合後も含め、チーム、サポの一体感も出てきた。こういう雰囲気の出てきたチームは強い。今までの経験からもそう感じる。次節、首位札幌との大一番。ロペスが不在であろうとも、この大一番に必要なのは、今季対札幌初勝利と勝ち点3。勝てば、札幌に相当なプレッシャーをかけられる。今日の試合よりさらにいい試合を見せて欲しい。