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6、私メッセージ

前回までは

・受容と非受容

・行動と人を分ける

・聞くこと


などを お伝えしてきました。


聞く事って大事ですよ。

聞けないと 他の事は何もできません。

聞く事とは つまり話し手のサインを受け取ること。

それは、言葉だけではなく「表情」「声の調子」なども含め

話し手から 出ているものをすべて受け取る事になります。



で、講座をしていると なかなか これがうまくできないんですよね。

「ありゃ、自分の意見を言っちゃってるわよ」

とか

「言葉にとらわれているわよ」

などなど、突っ込みか所満載。

でも、自分では これがなかなか気がつかない。

と言う事で、できれば 訓練を受けに行かれる事をお勧めしたいのです。

でないと、初期の私のように

「うわっつらばっかり」と

子どもに怒鳴られるような事に なってしまうかもしれませんので…。



で、今度は相手に伝えると言う事を 書いていきますが

聞くことができない人が 伝える事をしてしまうと

言いっぱなしになってしまうのです。

なので、基本は「聞くこと」です。



で、それができるようになって初めて 伝える事をやります。


伝え方は 世間でよく言われるところのIメッセージです。

親業では「私メッセージ」と言う言葉を使います。



メッセージのつくり方は

・相手の行動

・自分への具体的な行動

・感情

この3部構成となります。



例えば

玄関にかばんを置いておくと(相手の行動)

出入りするときに 足を引っ掛けて転びそうで(具体的な影響)

お母さんは怖いのよ(感情)



こんな感じになります。



注意事項は 相手の行動、事実のみを伝えてくださいね。

かばんを放りっぱなしにすると…と表現すると

その地点で相手に非受容が伝わってしまい、

相手は 耳をふさいでしまう事になってしまうかもしれません。

だって、子どもにすれば 放ってあるのではなく

置いてあるのかもしれないですしね。


とにかく、相手に行動を変えてもらうように伝えるわけですから

できるだけ嫌な気分にさせない言葉選びをする事が 好ましいです。

あくまでも 「変えていただく」という気持ちを忘れないようにね。


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