父からの手紙

2010/04/25(日)08:42

はじめに

 父が亡くなって、16年が経ちました。 本を読むのが好きで、筆まめな父でした。 そんな父から、ずいぶんたくさんの手紙をもらいました。 父からの手紙は、私が大学に入ってから、亡くなるまでの約25年間続きました。学生時代は特に毎月のように来ていた記憶があります。通算すればおそらく150通ぐらいは来たと思います。 残念ながら、その都度や引越しなどで処分してしまったのでしょう、そのほとんどは残っていません。 20年以上前になると思いますが、荷物を片づけていると父からの手紙が数通出てきました。その時に、「そう言えばずいぶん父から手紙もらったなあ、とっとけばよかったなあ」と、思ったのを記憶しています。そして、結果的には24通(はがきも含む)になりましたが、その時から、父からの手紙を保管することにしました。 そして、数年前から、引退したら父からの手紙を整理(Word化)して、皆様に読んでもらえたらと思うようになっていました。 現在生きていたら97歳になっている父ですから、私などと比べてもずいぶん古い感覚の人です。昔の人はこんな感覚だったんだというところ、ある意味で新鮮かもしれません。 24回で終わるブログですが、よろしければ、しばらくお付き合いください。 尚、手紙は句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。誤字脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名としました。  また、一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘  ’で囲みました。 それでは、あらためまして、次回分から「父からの手紙」UPします。よろしくお願いします。

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