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毎日の通勤に、ドンムアン・トールウェイを使っている。これはウィパワディ・ランシット通りの上を通る高架道路で、市内ディン・デーンからドンムアンのバンコク国際空港を結び、さらにランシットでパホン・ヨーティン通り(国道1号線)に接続している。トールウェイという名のとおり有料道路だ。上下線とも本線上に2ヶ所の料金所、また、入り口に料金所がある場合もある。全線通行すると合計53バーツの料金を払うことになる。
12月の中ごろから、この通行料金が値下げされたらしい。ウィパワディ・ランシット通りは全線立体交差で信号の無い、片側5~6車線の通りだが、それでも交通量が多いせいか渋滞するのも珍しくない。そこで、比較的空いている上のトール・ウェイの利用を促進しようということらしい。日中はともかく、朝晩の通勤時間には本線上の料金所手前でかなり渋滞する。言うまでも無く、そんな場所に料金所を設けてしまったのが原因だ。 それはともかく、例えば下り線であれば、自分の場合はスティサン入り口の料金所で20バーツ払い、空港の先とランシットにある本線料金所では払わなくて良くなった。料金所では停車する必要もなく、青ランプの点いたブースを通過するだけだ。狭いブースを高速で通過するのは、身の危険を感じるほどスリルがあるが、タイ人の皆様は平気なようだ。そのうち、たぶん誰か激突するに違いない。 料金とは直接の関係はないのだが、このドンムアン・トールウェイ沿いに数多くある巨大看板のなかに、妙なものを見つけた。市内から空港に向かって、空港の手前左側にある。 『Welcome to Bangkok』というのは判る。その下の『歓迎下次再来曼谷』というのは北京語だろう。次のバンコク訪問を歓迎します、という感じだろうか。Welcomeとは微妙にニュアンスが違うような気がするが、まあそんなものだろう。 問題はその下にある。『メールフレンド(ブータン人』。謎の日本語。最後にあるべき『)』が、なぜか改行されて次の行の中央に来てしまっている。なぜこのような謎の言葉が、それも日本語で書いてあるのか。バンコクとブータン人のメールフレンドが、何か関係あるのだろうか。いや、なぜブータンという非常にマイナーな国のことが… 背景は何となくタイの風景のレリーフのように思えるが、左側のオジサンはいったい誰なんだろう。何を訴えたいのか。この人がブータン人なのか。タイ人にも見えないし。そもそもこの看板、誰が何の目的で設置したのか。右下に何か書いてあるが、小さすぎて時速120kmで走る車からは決して読めない。読めなければ意味が無いような… 毎日この看板の前を通るたびに悩んでしまうのだが、どうにかならないのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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