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カテゴリ:モンハン小説
主なあらすじ・・・・



前回からの続き・・・・









節くれだった指を動かす・・・        (しっかり動くじゃないか)

 

大きく息を吸う・・・         (まだ 終わった訳じゃないだろ?)

 

 

鬼丸の体内に 深く吸い込まれた空気が全身の隅々まで染み渡り 


一片一片の傷ついた細胞に更なる気が満ち始めていく

 

 

鬼丸は引きつれたように 唇をめくり上げていた・・・

 


僅かに見える牙の隙間から どろりとした血がこぼれ落ちる

 

 

鬼丸は笑った

 

強烈な笑みだった。  



恐ろしく それでいて美しく 蝋燭の消える わずかな一瞬に見せる 儚げな炎





ゆっくりと ゆっくりと もう一度 凄ノ王を上段に構える鬼丸







もう一度 笑った    そこには鬼が棲んでいた。

 

 

 

 

 

 


ぞくり----

 

悪己の背筋に 嫌な物が這いずる様な感覚が走っていた。

 


ぞくり----

 


(な・・・なんだ こ・・これは・・・?)

 


悪己の全身に 細波のように鳥肌が浮かび上がり始めた・・・

 

 


(こ・・・この 俺が あんな手負いの男に恐怖してるとでも言うのか・・・?)

 

 

------馬鹿なっ!!!!

 

 





「き・・きさま  何が可笑しいっ!!!!   何を笑ってやがるっ!!!」

 



吠え立てる犬のように 眉間に皺を寄せた悪己は 微笑を浮かべる鬼丸に噛み付く

 

 

 

 

鬼丸は答えない   いや 答えられないといった方が正しいのかもしれない・・・

 

鬼丸自身でさえ 微笑を浮かべる己に気づいてはいないのだ

 

 

(笑う・・・・?  誰が笑うというのだ・・・  

         悪己よ・・・   何を怯える・・・?  まだ始まったばかりだろう?)

 


(それより この至福にも似た時間を 俺から奪わないでくれ・・・・


          待たせちまったな・・・   さあ 続きを始めようか・・・・・)

 

 

鬼丸の双眸は これから起こるであろう 楽しい遊びを期待する子供のように 


ただ ただ 一直線に 悪己を見つめていた。

 

 

 

 

常識で考えれば 鬼丸が負った傷は すでに致命傷といえるはずである


悪己自身 自らの勝利を九分九厘 確信しており 


この くたばり損ないの相手から 威圧されるなど考えもつかない

 


もう一度 背筋に冷たい刃物を ぶっ刺される感覚が走った

 




膝が小刻みに震えている



その震えは 徐々に大きくなり 全身へと広がる

 




(あ・・・・あ・・・ありえねぇ   お・・おれが 貴様ごときを恐れるなど!)

 

 

 

 

鬼丸の構えた 凄ノ王は 恐ろしいほど真っ直ぐに 悪己へと向けられている

 


その剣先は微動だにせず 一切の波紋すら無い湖面のような静けささえ感じられた

 

 

 

「ば・・・・ばかな  ば・・・ばかな!!!!」

 

 


悪己の恐怖のタガが外れ  恐ろしいほどの顔つきに変化する

 

 


「ひゃぁぁああああぁぁぁ!!!!!!」   

 

 

恐怖の悲鳴にも似た掛け声と同時に 2撃目の 霞鎌威太刀から放たれていた

 

 

 





続く・・・・・・・・















後記・・・・・・




いやぁ 仕事が忙しく 更新も遅れ 遅れになっちまってすんません

早ければ 次週か その次で 鬼丸編は終わりにする予定っす。。

さて さて 滅茶苦茶 待たせてしまっている 近所のおじちゃん  


もう少しだから待っててねw

 





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最終更新日  2007年07月25日 22時57分36秒
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