モンスターハンターを科学的に考える 第五回はこちらから
ハンター親父です
先日 レッドクリフPart2を見やしたが
雨のように降り注ぐ弓矢に 何人もの兵士達が倒れていくさまは 大迫力でした!
ビ(゚ロ゚;)ビックリ! 「あんな弓が スグ貫通すんなら
鎧の意味ねぇーじゃん! こわっ」
映画の中では 弓矢に対し
鎧は全く役に立たず まるで紙のようにスパスパ穴があいてくっす
(ー_ー;)ウーム (モンハンでも鎧は必需品だよなぁ・・・
ちと調べてみっか!)
□_ヾ(・_・ ) カタカタ
そもそも 中世の鎧は(日本を含め) 裸よりは良い程度の代物で
戦乱時 刀や槍で切り合いをするのは 最後の最後だけ
戦死者の ほぼ8割は 弓矢で傷を負うみたいっす
しかも 洋弓に威力の面で 劣る和弓でさえ 近距離で撃たれれば
現代のフライパンでさえ貫通するほどの威力らしい・・・
_, ._
(;゜ Д゜) うほっ 「弓矢 恐ぇぇ!」
時代が経過するに連れて 金属加工の技術が進み プレートアーマーが登場するも
刀や槍からの切り傷は防げたものの
相変わらず クロスボウ等から放たれる弓に関しては無力だったぽい
それを防ぐ為に さらに鎧を厚くし
またそれを撃ち抜くために 強力なクロスボウが開発されの いたちごっこ
※モンハンの中での呼び名「ボーガン」は和製英語で 正式にはクロスボウと言います
最終的には プレートアーマーは 40kg~50kgにも達してしまった為
まともに動けるはずもなく 次第にチェーンメイル等に移行していったようっす
□_ヾ(゚∇゚*) カタカタ 「ふむふむ」
ファンタジー等に登場する 皆さんが思い描くフルプレートアーマーは
戦闘に加わる事の無い指揮官クラスか
騎士道を表す 馬上での模擬試合のみになっていったようっす
o(-_-;*) ウーム 「っつう事は・・・・ 少しまとめてみっと」
1.フルプレートアーマーは基本的に刀剣からの斬撃は ある程度は防ぐ
2.面ではなく 点で撃ち抜かれる攻撃(弓矢等)には ほぼ無力
3.防御力を増せば増すほど重量が加算され 動くどころではない
4.面で攻めるメイス(棍棒形状)等の打撃に関し
裂傷こそ防ぐものの大きく陥没し 内部が損傷する(骨折 打撲)
5.通気性が悪く しかも材質は鉄製ゆえ暑さと寒さには極端に弱い
6.人体の構造上 間接部分はどうしても防御力が激減する
( ̄_ ̄|||)どよ~ん 「フルアーマーって
ダメダメじゃないっすか・・・」
あくまで 人対人の戦闘を前提とし 刀剣の裂傷のみを防ぐ
あとは裸よりまし
しかも着れば着るだけ動きが遅くなる・・・
( ゜д゜)。oO(とてもじゃねーっすけど 対飛竜戦には無理だわ・・・」
例えば 突進で有名なシロサイですが
体高は 2m程度 体重は2t以下が一般的なサイズですが
その突進スピードは軽く50km超え
突進された場合 小型トラックと正面衝突したくれぇの衝撃があると聞きます
(・_・?)...ン? 「確かレイアの大きさって
全長16~17m 全高4~5mくれぇだっけ・・・」
宇宙の果てまで
ぶっ飛びそうっす(笑)
さて 防具で レイアの様々な攻撃を どこまで耐えられるかを検討してみましょう!
爪 牙等の斬撃
鎧の間接部分の隙間にくらわなければ ある程度は防ぐ事が出来る
尻尾振り サマーソルト 体当たりの打撃
裂傷は防ぐかもしれませんが レイアの尻尾はスパイク状かつ
アンキロサウルスの尻尾みてぇになってるので攻撃の種類的には打撃
当れば打撲 もしくは骨折を伴い 当たり所が悪ければ即死
火球やブレス(氷ブレス)
直接的な火傷は避けられる物の 鉄が高熱を保ち
その熱伝導率の高さから 高熱は全身部分に達し 脱がない限りは死は免れない
また フルアーマーは その複雑さから 一人で脱ぐ事は難しいゆえ大火傷は免れない
以上を考え しかも装着する事により 重量が増し動きが制限されるなら
対モンスター戦に限って言えば 動きの遅くなるフルプレートアーマーは意味がないっす
(。-`ω´-)ンー 「それなら動きの早さを優先し 急所と呼ばれる箇所のみ
プレートをつける事が有効かもしれねぇ!」
ヽ(゚□゚;)ノハッ! 「なら あれじゃん!!!!」
_| ̄|○il|li 「うううう やだ やだよぉぉぉ・・・」
結論
ネコミミ着るかっ(笑)
オマケ
現在では フルアマープレートは 軽量のボディアーマーと呼ばれる物にかわり
強靭な繊維であるケブラーやアラミド繊維を幾重にも織り込んだ物や
金属やセラミックプレートで銃弾の貫通や 刀剣等の進入を防ぐ事が出来ます
医学の進歩を背景に 全身を覆うという考え方から
致命傷を負う部分への攻撃を防ぐ ってなってるっすね!