テーマ:自転車(13131)
カテゴリ:徒然
自転車に乗っていて心配なのが事故と盗難です。
ママチャリなどは結構お気軽(?)に盗難する輩がいますが、簡単な鍵なら壊して持ち去る様です。目的は自分の足代わりの場合が多く、用が済んだら乗り捨て・放置。 当然、厳重に鍵がかかっていれば面倒なので、他の自転車を狙うわけですが、要するに転売目的などではないため「手近で盗り易い」が対象になりやすい。 九州長崎県の雲仙署と雲仙市防犯協会は3日、自転車の盗難防止を図る目的で、盗難防止の呼びかけと共に、自転車の無料貸し出しを始めたそうです。 冒頭のような理由での自転車窃盗を未然に防ぐのが狙いという事で、自転車を盗まれた人の利用も想定して、最長で1か月間借りることができるそうで、既に自分の自転車を盗まれた中学生や高校生が利用しているそうです。 頻発する自転車盗難に頭を痛めた挙句の苦肉の策なのでしょうが、なんかこの対応、違うような気がしてなりません。 気軽に窃盗をするような人間が、「交番で自転車を貸してくれ」というのは考え難く、結局盗まれた人の救済措置になってしまいます。 買わずに無料で借りた方がいいという安易な考えが定着すれば、それはそれで膨大な無料貸し自転車が必要になるし、却って盗難に対する危機感も薄れ、駅前は放置自転車の山になるやもしれません。 自転車は共有物じゃないのです。 救済措置なら救済措置とはっきりさせるべきだし、盗難防止の一環ではなく、盗難防止は盗難防止でしっかり分けて対応をすべきと思うのですが。 何もやらないよりは、ましなのですかね? 駐輪場には、 「手出し無用 ボクはあなたの チャリじゃない」 「聞こえぬか 助けての声 ちゃりの声」 など、川柳8点を掲示して、盗難防止も呼びかけていると言います。 私も一句 「盗むなら 貸してやるから 乗って行け」 哀しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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