黄昏雑記

2010/03/01(月)06:42

雨と雪と晴天と津波

徒然(745)

 遅く起きた2月最後の日曜の朝。一昨日から続いた雨は昼前に霙となりやがて雪に。    さほど興味も無かった五輪関連ばかりだったTVは、この朝は一転して東京マラソンとチリの大地震による津波警報で大騒ぎになっている。  大津波警報とか避難勧告とか、深刻な状況の様子。首都圏も京葉線などが津波を警戒してストップしているらしい。  大自然の脅威の前に翻弄される人々。でもそれが自然の姿なのだろう。抑えることなど考えず、ただ怯え逃げ惑うのみだ。いざとなったら自分も家族を連れて高台へ逃げるのだ。  外は冷たい雪。  午後になって天候は回復し、雲ひとつ無い穏やかな晴天となった。風はまだ冷たいけど太陽の光はなぜかホッとさせる。  めまぐるしく変わる天候、そして何もしない一日だった。  地球の裏側で大変な騒ぎになっているのに、国内だって避難勧告で自宅に帰れない人がいるのに。  何もせずにいた2月最終日だった。  2月は一年のうちで最も短い月。  それは古代ローマでは一年の最後の月だったから。シーザーとアウグストゥスに一日づつ毟られて短くなった最後の月。  それは3月が一年の始まりだから。  農耕をはじめとする生産生活が始まる月。冬を終えて新たな芽生えを迎える月。多くが新たに生まれ始まる月。  そして今日から3月。  自分は何か新しく始められるだろうか?  今日から変わらなくたっていいから、何かが変わる最初の一歩になれるだろうか?  そんな事を考えながら、  今日一日を過ごしてみようか。  

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