平日休暇を取った今日、湿度も低く爽やかな青空が広がっていたので一人サイクリングに出かけることにしました。



　付近の田んぼは刈り入れが始まっていて、刈り取ったばかりの稲の香りが少し涼しくなった風に乗って漂っていました。

　コンバインに取り付けたパラソルが夏っぽいですけど、もう秋の空、秋の風です。



　佐倉ふるさと広場では、盛りを過ぎたひまわりの横でコスモスが咲き始めていました。



　まだまだ花の数は少ないですが、これからどんどん咲くことでしょう。



　気温はまだ30度近くあるようですが、湿度の低さゆえか走っていると心地よいので、今日はもう少し先まで走ってみることにします。


印旛捷水路

　西印旛沼と北印旛沼をつなぐ印旛捷水路の遊歩道は、2年前に法面が崩落して以来通行止めになっていましたが、既に改修工事が始まっていました。11月には完了し、通行可能になるようです。

　今日はまだ通行できませんので、いつものように写真左手の丘を越えてきました。

　北印旛沼の湖岸遊歩道はまだ震災時の崩落が補修中で通行できず。ここも遊歩道沿いの一般道を走って更に北上。



　長門水門から利根川に出ました。ここから東へ利根川CRを進むとすぐに栄町の「水と緑の運動公園」が見えてきます。

　自販機やトイレがあるので、以前はよくここを折り返し地点にしてサイクリングに来たものでした。自宅からおよそ50Kmのここで折り返すと、ちょうど100Kmのコースになるのです。



　久しぶりに来てみてびっくりしました。この運動公園が閉鎖されているのです。園内の遊歩道はあちこちが陥没し、駐車スペースもひび割れが多く波打っていました。
　フィールドアスレチックの設備や東屋も倒壊していました。



　震災から半年、プレーヤーを失ったグラウンドは夏草が繁茂し、何度も降った雨に地面は硬く、ひび割れていました。
　いつもここに来ると少年野球の試合を見物しながら休憩したものですが、子供たちが戻ってくるのはいつになるのでしょう。早く復旧されることを祈ります。

　ここから「すいかライド」のスタート／ゴール地点となった「ふれあいプラザさかえ」を経由して、酒直水門に出て、北印旛沼、西印旛沼を周って来た道を帰りました。



　まだ震災の爪痕が残っているコースでしたが、秋風の中、すいかライド以来の久々の長距離となりました。