カテゴリ:屋上ビオトープ
屋上ビオトープ作りについて日々更新しておりますが、ブログを書く時間に限りがございましてなかなか進みません。実際のビオトープはブログよりも若干先行しております。
さて、底床を馴染ませている間に、3つのフネの間で水を循環させる方法をあれこれと考えていました。 とにかく水を止めてしまっては単なる水溜りと同じで、しかも肥料分を加えた泥の底床はヘドロ化することが予想され、水は直ぐに腐って悪臭を放つようになると思われます。 夏場にはボウフラが湧くなんていう弊害もあるでしょう。 また、睡蓮などの植物中心とはいえ、一応ビオトープなわけですからメダカなどの動物もある程度は導入しようと思っているので、ただ水を回すだけではなく水の浄化も必要だと思っています。 しかしながら底床が泥であることや、赤玉土が数ミリ程度しか入っていない事を考慮すると、多少の水の循環があったとしても亜硝酸菌や硝酸菌を大量に発生させることは難しいと思われます。 そうなると補助的に簡易な濾過設備を作ってバクテリアを増殖させ、硝化作用を高めてやる方が良いのでは、と考えました。 そして色々と検討した結果、こんな感じでやろうという方針が固まりました。 フネとフネの間は「コの字」型の塩ビパイプ(図のAとB)でブリッジし、サイフォンの原理で水位差によって水が動くようにします。一方の水位が下がればもう一方から塩ビパイプを通って水が移動し、水位が同じになるという仕組み。 同様にフネと濾過槽も塩ビパイプでつなぎ(図のC)、濾過槽から揚水ポンプで水を汲み上げてフネに戻す(図のD)という仕組み。 揚水ポンプで吸い上げると濾過槽の水位が下がり、フネ3から濾過槽へサイフォンで水が流入し、フネ3の水位が下がるのでフネ2からフネ3へ水が移動し・・・・こうやって循環させる計算です。 濾過槽には亜硝酸菌や硝酸菌を増殖させるための濾材を投入します。 この程度のシステムであれば、ド素人のOyajiでも簡単に出来そうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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