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テーマ:懐かしのフォークソング(685)
カテゴリ:未整理、その他
昨日はドリフのリ-ダ-いかりや長介氏の告別式が行われたようです。春先の冷たい雨の中沢山の人々に見送られて旅立たれました
心から御冥福をお祈りさせて頂きます。 Yahooのニュースで大学生の自殺が増えていると言うニュースを読みました。これを読み思い出したのが、井上陽水氏の「傘がない」です。私が初めてこの曲を聞いたのは小学生か中学生の頃同級生の家でした。当時、同級生の家は増築してその一角に音響を考えたオ-ディオルームなる物が作られ同級生のお兄さんが当時井上陽水に凝っていて聞かせて貰いました。 重苦しいイントロと若者の自殺が増えていると言う内容の歌詞に当時は度肝を抜かれました。しかし、よく聞いてみると延々と歌われているのは傘が無いから彼女に会いに行けないと言う事です。子供心に傘が無い事を言い訳にして本当は会いたくないんじゃないかと思った位です。(苦笑) この事に関して面白いサイトを見つけたので載せておきます。 『傘を歌う歌謡曲』 http://www2.dwc.doshisha.ac.jp/mmurase/janome/janome33.htm これを読んで大学生の自殺に結びつけるのは短絡的かも知れませんが中々興味深い考察をしていますね。この『傘がない』は1972年(昭和47年)の作品で同じ年に演歌で三善英史氏の歌う『雨』があります。この歌の主人公の女性は『待つ女』とでも言えばよいでしょうか、ひたすら耐えていると言うイメージがありました。 この前年には、湯原昌幸氏の「雨のバラード」、欧陽菲菲氏の「雨の御堂筋」、小室 等の「雨が空から降れば」、 朝丘雪路氏の「雨がやんだら」等の歌もヒットしていたようです。そんなに雨が多い年だったんでしょうかね? 冗談はさておいて、一番の歌詞の出だしと二番の歌詞の出だしとは現代も当て嵌まっているようで時代背景がこんなに違うのに不思議ですね。やはり、上で引用したサイト『傘を歌う歌謡曲』に書かれている事が当たっているのかも知れないと思う反面、現代は傘が無ければ他人の傘を奪っても自分だけ雨に当たらなければ良いと考える人が増えたように思います。 今日の気になる一品は『傘がない』も収録されている『井上陽水 ☆☆ GOLDEN BEST』です。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年03月24日 17時08分42秒
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